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【抗酸化作用に期待】今が旬!ワンコにあげたい『鮭』はアスタキサンチンの宝庫!
過去の記事でワンコにあげたい食材として、9月には『オクラ』10月には『モロヘイヤ』をご紹介いたしました。どちらも季節外れかつネバネバ食材と言う謎チョイスでしたね。
今回はそれらの反省点を踏まえ、確実に今が旬である食材を持ってきました。当然、栄養満点でワンコにもあげたい食材になります!
そう、それは『鮭』です。今が旬なのは『秋鮭』ですね。
『鮭』を食べることで期待できる効果や、食べるときの注意点などまとめましたので、ご参考になれば幸いです。
この記事でわかること
- 鮭の栄養・効能
- 鮭を使った手作りごはん etc…
栄養満点で今が旬の『鮭』
突然ですが問題です!『鮭』白身魚でしょうか?赤身魚でしょうか?
…
……
正解は、白身魚です!
あんなに赤い身をしていても、タイやヒラメと同じく白身魚なんですね。
マグロなどの回遊魚とは違うから赤身魚ではないと言われれば…なんとなく納得??
では、なんで『鮭』の身は赤…というよりオレンジがかった色をしているのでしょう。
それが『鮭』をワンコにもあげたい理由の一つになります。
アスタキサンチン
『アスタキサンチン』とは、リコピンやβカロチンの仲間の天然色素です。
『鮭』の色は天然の色素『アスタキサンチン』を摂取した結果『鮭』の体内に蓄積された色で、強力な抗酸化作用が期待できます。
一説によると、『鮭』が激流の中産卵できるのは、この『アスタキサンチン』の効果と言われているそうです。
産卵のために海から川を遡上する中でストレスを受けた細胞が大量の活性酸素を放出し、細胞が酸化…徐々に疲労が抜けず老化して行くのを『アスタキサンチン』の抗酸化作用が防いでいるからこそなのですね。
そんな強力な抗酸化作用『アスタキサンチン』。食品からアスタキサンチンを摂取する場合は安全と考えられており、1日あたりの摂取許容量の設定が無いのも特徴です。
EPAやDHA
EPAやDHAはともに、人間の体内ではほとんど作ることができない必須脂肪酸の一種。魚の油に含まれ、もちろん『鮭』にも豊富に含まれています。
その効能と言えば…血液をサラサラに保つことが有名で、血栓ができにくくなったり高脂血症の予防、動脈硬化や心筋梗塞…さらには脳梗塞の予防まで期待されている憎い奴。
テリリアンはもちろん、定期的な血液検査で毎度「肝臓の数値が怪しい」と指摘されている親びんも、率先して取りたいEPAやDHA。
テリリアンのごはん用と一緒に多めに買って、親びんも食べましょうかね。この辺が手作りワンコごはんを作って、人間もワンコも同じごはんを食べられるメリットとも言えるでしょう。
『鮭』の東洋医学的効能
- 五性
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温性:身体を温める。
- 五味
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甘味:甘味を感じる。長雨の時期に食べると『脾』『胃』消化器系をケアできます。
- 帰経
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脾、胃
- 効能
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- 補気、補血、温中、理気、滑腸、活血
- 倦怠感、疲労、貧血、胃腸の冷え、胃腸虚弱、下痢、めまい
- 気虚、血虚、瘀血、気滞、陰虚、陽虚
注意点
今回『鮭』をテーマに記事を書く際、色々と調べ物をしていてわかった注意点をシェアしたいと思います。
あ!大前提として食材は「鮮度が命」ですよ!
骨に注意
これは魚を与える際には言うまでもなく要注意。柔らかい骨ならまだ大丈夫かと思いますが、大きくて太い骨は必ず取り除くようにしてください。
犬に「よく噛んで食べてね」は無理というもの。軽く咀嚼はしますが…ほぼ丸呑みと言っても良いです。
口や胃腸を傷つけ病院沙汰…なんて事のないように、極力取り除くことを心がけましょう!
必ず火を通す
『鮭』をはじめサバやイワシ、アジなど…多くの魚には『アニサキス』という寄生虫が住み着いている場合があります。
食べてしまうと嘔吐や激しい腹痛に襲われるようで、ワンコにとっても大変危険。
『アニサキス』は熱に弱く、火を通せば死滅すると言われているので、与える際は火を通した魚をあげましょう。
トマトと相性が悪い…
上記2点は魚を上げる際の注意点ですが…この「トマトとの相性」は『鮭』あるいは『アスタキサンチン』を摂取したい場合の注意点です。
にんじんやトマトに含まれる『βカロテン』や『リコピン』などは、『アスタキサンチン』の吸収を抑制してしまう可能性があるそうです。
『鮭』とトマトとか一見相性は良さげで、テリリアンにもこの組み合わせで与えることが多かったのですが、せっかくの強力な抗酸化作用『アスタキサンチン』を抑制してしまうとは…大反省!
もちろんバランスよく色々な食材を食べさせることは鉄則ですが、『鮭』の時にはトマトで煮るのはやめようかね。トマトは別の食材の時に使いましょう。
とはいえ、冒頭にも説明した通り『アスタキサンチン』は『βカロテン』や『リコピン』の仲間で、共に抗酸化作用に期待できる要素。そんなに気にする必要はないとは言えます。
テリリアン実食
リアンはごはんの炊けた音や、電子レンジの音などがすると一目散にキッチンへ。
ワンコにとってキッチンは魅惑のスペースと同時に、食べてはいけない食材もある危険なスペースでもありますので、我が家ではバリケードを設置しています。
正面から見た図。
少しでも近づきたくて顔がめり込んじゃってます。
あまり焦らすのも可哀想なのでそろそろ…
テリーさん、お待たせいたしました。
テリーは要領の良い子なので、リアンのようにつきっきりで待ったりはしません。
最後に人肌程度に冷ますために、ボウルに氷や水を入れる音が聞こえたらいそいそと準備です。
お待たせ!こうやって写真を撮るのも本当はやめて欲しいリアン。
それでも「よし!」の声がかかるまでは一応我慢できます。
が、ひとたび食べ始めちゃうとノンストップ。
フガフガと音を立て食べる様子が見られることは嬉しい限り。
先ほどの注意点でもあげましたが、骨はできる限り取り除いてあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今が旬の『鮭』。安くて美味しいだけで嬉しいのに、体の酸化を防止する抗酸化作用『アスタキサンチン』が豊富で、EPAやDHAも摂れるとなると…あげない理由が見当たりませんね。
もちろんアレルギーなどの心配もあるので、初めて与える場合は少量から上げてみてください。
親びんの愛読書!薬膳の観点から食材の効能が知ることができます。
ペット東洋医学の資格を各種取得し、ペットの「健康で長生き」のお手伝いをさせていただいている『ペット東洋医学スペシャリスト』の親びん。
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