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【マッサージ編】イベント『みなきたマルシェ』で出会った子に多かった身体の歪みに改善アドバイス!

「PYIA ペット薬膳管理士」や「JPMA ペットマッサージ・セラピスト」といった資格を各種持つ『ペット東洋医学スペシャリスト』こと親びんでございます。

テリーとリアンです
前回の記事で書いた通り『みなきたマルシェ』に参加いたしました!その時にマッサージやごはんのアドバイスをさせていただいた方へ、どのようなケアやアドバイスをしたかまとめていきたいと思います!
日々マッサージやごはんを作る際に思い出していただければと思いますし、同じような悩みをお持ちの飼い主様の参考になれば嬉しいな。

この記事でわかること
- 『みなきたマルシェ』とは
- 小型犬に多いパテラのこと
- 肩こりが多い
- 腰が歪むことの弊害 など…
毎日コツコツが大事!
今回はマッサージに関するお話。
経絡マッサージと合わせて筋肉や骨格の感じも診させていただいたところ、ある共通点がありましたので…これはみんな困っているかもしれないな?ということでシェアしたいと思います!
小型犬にやはり多い『パテラ』

まずはテリーくんも患っているパテラ(膝蓋骨脱臼)。小型犬の子を多く診させてもらったこともあり、多くの子がパテラのお悩みをお持ちでした。

パテラと言われ手術も検討したのですが…
というお話もチラホラ。やっぱり小型犬には避けて通れない道なのかもしれませんね。
でも大丈夫!テリーくんも手術しない決断をして、現在では普通に歩いて…というよりウキウキ走ったりしてますので(笑)

なので、今回はテリーくんにも施しているマッサージを、皆様にもお伝えさせていただきました。
飼い主さんも自分なりにマッサージをしていたそうですが、膝関節が不安な子に直接膝回りをマッサージすると嫌がる子が多いですし、飼い主様も不安で触れないことも多いのではないでしょうか?
でも…東洋医学では血やエネルギーを通している「経絡」、その経絡の中に点在する「ツボ」を刺激することで、患部から遠いところのマッサージでも効果があると言われています!
後で詳しく説明しようと思いますが、膝回りに効果的な「経絡」は…『腎』と『膀胱』がマスト。

『腎』『膀胱』の経絡は、膝の後を通って腰とお腹に流れていきますので、背骨の両サイドやおへそ周りのマッサージをすることで、パテラにも効果的なマッサージとなります。
「ツボ」の位置を正確にお伝えするのはなかなか難しいので、まずは「経絡」を意識してマッサージしてみてください。とはいえ…わかりやすい「ツボ」もありますので紹介しておきましょう!
後ろ足の大きな肉球にある『湧泉』というツボ。『腎』の経絡の出発点で、その名の通り「泉が湧く」ように元気が出ると言われています。寝ている時にこっそりマッサージするだけでも効果的ですよ(笑)
また、膝には『膝下リンパ節』も流れてますので、慣れてきたら太ももとふくらはぎを揉むようにマッサージすることでリンパが流れるので、合わせてマッサージするとなお良し!
ワンコは四足歩行なので…前足に負担?

後ろ足に違和感があると徐々に動きが鈍ってくるのは、人間もワンコも同じ。そしてそれが長く続くと、他の部分に悪影響が出てきてしまいます。
かくいう親びんも膝蓋骨脱臼からの膝蓋骨骨折で手術したことがあるのですが、膝が良くなっても膝以外…主に腰に爆弾を抱えるようになりました。
ワンコは四足歩行なので、後ろ足が鈍ってくると前足を使って歩こうとします。なので、前足の筋肉がこっているワンコがとても多いです。テリーくんもそうですが、今回イベントで診させてもらった子も同様でした。
これを放置しておくとどうなるか…前足はガチガチになり、後ろ足は力無くゆるゆるになる。そうなると前足と後ろ足を繋ぐ腰が歪んできてしまいます。

先ほども書きましたが、腰やお腹には『腎』と『膀胱』の経絡が流れています。腰が歪んでいるとそれらの経絡の流れも滞ってしまうので、ますます膝の動きが鈍り…前足で動くので肩がこり…腰が歪んでくる…という悪循環に陥りがち。
なので、後ろ足のケアと同様に前足のケアもした方が良いでしょう!
筋肉にハリが出るのが肩甲骨周りに多く、肩甲骨の周りには『小腸』の経絡が流れています。『小腸』は水分を再吸収する機能があり、その機能に不具合があると下痢や便秘…さらに尿量も左右されるので腎臓や膀胱にも悪影響となることは想像に難くありませんよね。
腰が曲がると歩行以上に怖いことが?

さて、今までは膝から前足、そして腰の歪みについて書いてみました。こうなってくると歩き方にも悪影響が出てくることでしょう。
テリーくんでいうと靭帯損傷の疑惑もありますし、そもそも歩く時に後ろ足がうまく動かないので、散歩中に爪を擦るような音が聞こえていました。
毎日マッサージを続けることで、骨格の歪みが整ってきたのかその音も聞こえなくなり、腰の曲がりも真っ直ぐに治ってきたのが最近のこと。

もし、ケアをせずもっと腰が歪んできたらどうなるでしょうか?
歩き方が乱れてくるのはもちろん、お腹におさまっているあらゆる臓器が正常の位置に留まっていられず、内臓面に負担が生じてくるそうです。
かく言うテリーくんは、血液検査で腎臓に関する数値(BUNやクレアチニン)が悪いのが現状。ですが…

どの臓器に悪影響が出るのかはランダムだよ
と、以前親びんの手作りワンコごはんの先生に言われています。まぁ前述の原因を考えれば当然と言えば当然ですよね(泣)そうならないためにも、腰にまで影響が出ないように早め早めの対処が求められます。
毎日ケアすることで進行を遅らせる…あるいはテリーくんのように改善していければ、また一歩「健康で長生き」に繋がることは間違い無いでしょう。

身体はバランスを保とうとする!
身体はあらゆる臓器が密接に関係して成り立っているので、どこか一部に不安があると玉突きのように連鎖してしまうので、全体を見ることが重要になってきます。
親びんは来月も同様のイベントに参加する予定ですので、是非ともその時に飼い主さんが気になるところはもちろん、身体全体を診させてもらってケアの方法を一緒に考えさせてください!
この記事ではマッサージについて書きましたが、この次の記事ではごはんについて書きたいと思います。一緒に読んでいただければ幸いです。
目指せご長寿わんこ!!

ペット東洋医学の資格を各種取得し、ペットの「健康で長生き」のお手伝いをさせていただいている『ペット東洋医学スペシャリスト』の親びん。
現在はイベントなどでアドバイスをさせていただいておりますが、ご依頼があれば出張やZOOMでの対応も可能ですので、ご興味あれば以下のボタンからご連絡ください!
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