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【作る価値あり】米粉で作る手作りパンケーキ!無添加で安心安全

突然ですが、みなさまのワンちゃんネコちゃんには、どんなオヤツをあげていますか?『ちゅ〜る』系のおやつが多いかな?
ペット保険大手のアニコム損害保険株式会社さんが、犬の保険契約者を中心とした飼い主に対し『犬の健康状態やライフスタイルについての総合的なアンケート調査』を実施。(実施期間:2020年2月20日~3月2日、有効回答数:4,103件)(注1)
その中で『与えているおやつの種類』の質問があり、ジャーキー(46.5%)やガム(44.0%)が大半を占めている結果になっておりました。
また同調査で『フードで重視しているところ』の質問において、「原材料や添加物を重視」という回答が65.5%と、飼い主様のペットが口にする食べ物への意識の高さが伺えますね。
逆を言えば、多くのフードやおやつには添加物が多く含まれていることが、もはや周知の事実ということでしょう。
そこで今回は、安全を確実にするべく『手作りワンコパンケーキ』を作ってみたいと思います!
この記事でわかること
- ペットには安心安全な食べ物
- 手作りおやつ
- 米粉パンケーキの作り方
お手軽!米粉パンケーキ
「手作りオヤツはハードルが高い!」と二の足を踏む方もいるかもしれませんが…そんな心配はご無用です。
めちゃくちゃ簡単。改めて文章にするのも戸惑うくらい簡単です(笑)
ちなみにこの記事は、上記『ワンぱく』公式YouTubeチャンネルにて投稿した動画をもとにまとめましたので、先に動画を観ていただけるとより分かりやすいかと思います。
米粉を選ぶ理由
パンケーキを作るのであれば、小麦粉でも良さそうな気がしますが…ここでは『米粉』を推したいところ。
近年では「グルテンフリー」という名のもとに小麦粉を嫌う傾向にありますが、その理由は一体何なんでしょうか?
「グルテン」は体内で分解しにくい構造をしており、多く摂取すると腸(主に小腸)が傷つき、慢性疲労や肌荒れ、集中力の欠如、下痢や便秘…など、たくさんの症状が出ると言われています。
その「グルテン」が、小麦粉には含まれているが米粉には含まれていないので、身体の小さいわんこには米粉を選んだ方が良いでしょう。
さらに米粉の方が油の吸着率が低いため、余分な油を摂取しなくなる率が高くなるので安心です。
『米粉(=うるち米)』の東洋医学的効能
- 五性
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平性:身体を温めたり冷ましたりしない。
- 五味
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甘味:甘味を感じる。長雨の時期に食べると『脾』『胃』消化器系をケアできます。
- 帰経
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脾胃の消化器系、肺、肝
- 効能
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- 補中、補気、健脾、和胃
- 消化不良、食欲不振、疲労、煩熱、イライラ、口渇、嘔吐、下痢
- 気虚、陽虚
作り方

まずは下記の材料をご用意ください。
材料(2匹分、5cmほどのパンケーキが5枚くらい)
- 米粉…目分量(カレースプーン3杯)
- 全卵…MSサイズ(少し小さめ)1個
- トッピング…りんごやカボチャ、牛乳などお好みで…
- オリーブオイル…適量
工程
ボウルに米粉を入れ、全卵を投入。
この時に卵は溶き入れた方が粉と混ざりやすいのでオススメです。
ダマにならないようによくかき混ぜ、ホットケーキくらいの柔らかさになれば大丈夫!
りんごやカボチャはすり入れ、牛乳はペット用の牛乳を入れましょう。
他にもコーンスターチや豆乳なども良いかもしれませんね。可能性は想像力次第!
※動画ではこの工程はやっていませんが、動画外で改めて作った際には入れました。その内、改めて動画作ろうかな。
薄くオリーブオイルを敷き、両面を焼いていきます。
コゲ付きは人間と同じく体に良くないので、コゲない程度に

以上。ね、簡単でしょ(笑)
今回はオリーブオイルを使用致しましたが、焦げ付かないフライパンを使用するのであれば油はいらないかもしれません。
注意点

これは良いところの裏返しですが、添加物や保存料が入っていないため保存が効かない点。作ってから数日以内に与え切りましょう。
まぁこんなに簡単に作れるのなら、数日に一回味を変えて作ってあげられるので良いですね。
また、後述いたしますが…我が家のテリーとリアンは食いつき抜群!目の色が変わるほどです(笑)
米粉を使っているので、お肉だけのジャーキーをあげるよりも太りやすいオヤツになりますので、与えすぎには要注意!
いざ実食!
待ちきれないボーイズが震え出したので、早速実食といきましょう。

黒目がちのテリーなのに、白目が現れるほど目を見開き食べてます(笑)

食い意地が張っていて、料理中もキュンキュン鳴いていたリアン。
いざ食べるときは「お座り」のコマンドも耳に入りません(笑)お下品ですわよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
材料もほぼ目分量で、混ぜて焼くだけのお手軽『手作りワンコパンケーキ』です。
自分で材料を買ってくるので、産地や添加物の有無はバッチリ把握できますし、何パターンも味変が可能。そして、ワンコの食いつき抜群となれば作らない手はないでしょう。
当然ながら我が家も、普段のお肉やお魚系のオヤツに加えてローテーションの1角を担う存在となりました。
さらに「卵を全卵加えて作れる」というのも大きなメリットなのですが…それは少し長くなりそうなので、また今度まとめてみたいと思います。

ペット東洋医学の資格を各種取得し、ペットの「健康で長生き」のお手伝いをさせていただいている『ペット東洋医学スペシャリスト』の親びん。
現在はイベントなどでアドバイスをさせていただいておりますが、ご依頼があれば出張やZOOMでの対応も可能ですので、ご興味あれば以下のボタンからご連絡ください!
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