-
【2024晩春】最終日。九谷焼のお店でお友達に再会し、雨の合掌造りに大慌てしつつ帰宅するぞい!
ワンコと旅行最終日!親びんが大好きな九谷焼を買いに看板犬ヨーキーのいるお店へ行ったり、世界遺産『白川郷』を散歩したりしながら帰路へつこうと思っていますぞなもし。 -
横浜の春絶景!川和町の菜の花畑と桜の共演を楽しむ穴場スポット
🌸 春限定の絶景! 横浜の穴場スポット・川和町の菜の花畑が見頃🌼 駅前に広がる「黄色いじゅうたん」と桜の共演は必見! ワンコとお散歩もOK🐶 この記事では、【菜の花×桜の魅力・撮影のコツ・アクセス情報】を詳しくご紹介!!」 -
根岸森林公園で愛犬と春さんぽ|梅が見頃&桜の開花も間近!
横浜の名所「根岸森林公園」で、テリー&リアンと春のお散歩。梅が見頃を迎え、桜の開花ももうすぐ。広々とした芝生や旧競馬場の跡地など、歴史ある景観も魅力。ドッグフレンドリーな公園の魅力を写真たっぷりで紹介します。 -
愛犬と行く!大倉山公園の梅|横浜の穴場で春を満喫【2025】
横浜の梅の名所・大倉山公園で愛犬とお散歩!2025年の開花状況やアクセス情報、ペットと楽しむポイントを詳しく解説。駐車場情報や電車での行き方もチェック! -
千葉旅行記|愛犬と泊まるコテージ&海の駅でお買い物!
千葉旅行で犬連れランチは『DEAR WAN TERRACE』、お宿は『ドッグコテージRenu』へ!九十九里浜散歩や『海の駅 九十九里』でお買い物も満喫。愛犬と楽しむ千葉1泊2日旅をレポートします!
犬にパクチーはOK?嬉しい栄養と上手な与え方

こんにちは!ペット東洋医学スペシャリストの親びんです。私は、PYIA ペット薬膳管理士やJPMA ペットマッサージ・セラピストなどの資格を持ち、日々ペットの健康をサポートしています。

テリーとリアンです
ワンコと暮らしていると、ついシェアしたくなる食材ってありますよね!今日は、寒さが強くなるこの時期にぴったりな食材『パクチー』についてご紹介します。
ちょっとクセのある 『パクチー』を犬にも与えていいのか、ペット東洋医学スペシャリストとして、犬にパクチーを与えるメリットと注意点を詳しく解説していきましょう!
パクチーの栄養と犬に与えるメリット
トムヤムクンやガパオライスなどに代表されるアジアンフードによく入っている『パクチー』。
日本では2016年ごろをピークに流行し、これでもかと山盛りにされた『パクチー』料理を出すお店がブームになってました。
本場では「スパイスや油や砂糖で刺激が強くなりがちな味を中和するため」にトッピングされているのですが、なぜか日本では『パクチー』がメインに上り詰めている謎現象には、本場の人も驚いているそうです。
そんな『パクチー』どうしても苦手…と言う方もいますよね?

『パクチー』が苦手な理由は…実は遺伝子に関係がある?

かくいう我が家のばあばは『パクチー』が苦手。親びんもここ数年で美味しさがわかってきた、まだまだ『パクチー』初心者です。
でも『パクチー』が苦手な方は結構多いかと思います。苦手な理由は様々ありますが主に匂いでしょうか?
「カメムシの匂いがする…」なんて言われる独特な草っぽい匂いは、他の食材や味付けに紛れることなく主張してきますもんね(泣)
また「石鹸を食べたような味…」と食べたときの味が苦手という人もいますよね。
その理由はパクチーの独特な芳香の感受性に関連する遺伝子を持っている人は、『パクチー』を食べた時に石鹸の味と感じるようで、その遺伝子を持っている日本人の割合は52.9%にものぼるそうです。
まさかの日本人の半数以上が苦手な遺伝子を持っている…という結果にはビックリしますね。


いや…大半の人は「やっぱりね」って思ってるってことでしょ
まぁね(汗)でも、そんな日本人だからこそ『パクチー』を食べてほしい理由があるんです!
マグロ好きが多いというな日本人なら…
『パクチー』の特徴の1つに「デトックス効果」があり、体内に蓄積した老廃物を排出する効果に期待が持てます。
老廃物とは、化学物質やカビなど食事と共に口から入ってくるものや、腸内環境や代謝のバランスが崩れたりすることで体内で発生するものまで様々。
中でも日本人なら注意したいもの…それは水銀をはじめとする重金属です。
なぜかというと、日本人が大好きな食材で思い浮かぶものといえば…マグロ!魚類の中でも食物連鎖の上位に位置しているため、体内に重金属の水銀を豊富に蓄えています。
それを我々人間が食べれば、人間の体内にも水銀が蓄積されて行くことになり、中枢神経に障害を引き起こすことが注意喚起されています。
テリーくんとリアンくんもマグロ大好き!人間より体の小さいワンコだから、重金属の蓄積は気にかけておきたいところ。
デトックス効果のある食材を摂って体外に排出したいと考えたら、デトックス効果や解毒作用『パクチー』も食事にトッピングしてみても良いでしょう。
体調崩しやすい時期にもオススメです
また、これまた後述しますが『パクチー』にはもう一つ特徴的な効能があります。
それは…「風寒表証」に効果があるということ。
東洋医学では体に悪いもの(邪)が体内に入るとまず体の表面や浅いところに溜まり、「風邪のひき始め」「体の調子がちょっと悪い」など、体調不良の初期症状を「表証」と呼ぶことが多いです。
その原因が風であれば風邪、寒さであれば寒邪…といった具合に名前が付けられ、『パクチー』が持つ「風寒表証」の効果とは、それらを除去することに期待ができるということになります。
寒さが厳しくなってきたこの季節にもってこいな食材と言えるでしょう!

旬は3~6月らしいけどね…
『パクチー』の東洋医学的効能
- 五性(食材によって体温を左右する作用のこと)
-
- 温性
-
体を温める。体の冷えをとる。血流を促す作用。
- 五味(酸・苦・甘・辛・鹹の5つ。臓に作用する)
-
- 辛味
-
邪気を散らし、気血の流れを促す作用。発散・行気・活血の作用。
- 帰経(どの臓器に作用するかを示したもの)
-
脾・肺
- 効能
-
- 解表
-
体表にある邪気を払い除く治療法体力・気力を補い、気虚証を改善する
- 透疹
-
麻疹の治療法。発疹を促し毒邪を排出させる方法
- 消食
-
消化不良を改善する方法。消化器官に停留しているものを取り除くこと
- 理気
-
気の流れを正常にすること。理気の中には行気や降気の意味が含まれる
- 解毒
-
体内に入った毒素や老廃物を代謝したり排泄したりすること(=デトックス)
- 利水
-
湿邪を排出させること。利湿や払湿、化湿を含む
- 適応
-
- 風寒表証
- 消化不良(穀物)
- 小腸積熱
- 食積による胃痛
- 食欲不振
- 腹脹満
- 頭痛
- カリウム
-
521mg
人体に必要なミネラルの一種。
浸透圧の調整やナトリウムを排出する作用もあるため、塩分の摂り過ぎを調節する上でも重要。 - βカロテン
-
3930μg
ビタミンAが食品中に存在するときの形で、活性酸素の働きを抑え除去する作用を持つ。
- ビタミンE
-
2.5mg
活性酸素の働きを抑える作用を持つ。
抗酸化作用のほか、細胞内に過酸化脂質が作られるのを抑える働きがある。 - ビタミンK
-
310μg
血液凝固や骨の健康、動脈の石灰化の防止などに役立つ脂溶性のビタミン。
- ビタミンC
-
27mg
活性酸素の働きを抑える作用を持つ。過酸化脂質の生成を抑える働きも持っている。
- ゲラニオール
フェランドレン -
リラックス効果
- リモネン
-
鎮静、覚醒、血行促進
- ピネン
-
抗うつ、リラックス効果
- リナロール
-
抗高血圧、抗菌

犬がパクチーを食べても大丈夫?

クセがあって食べにくく嫌いな人が日本人の大半を占める『パクチー』。
でも、体内のデトックス…しかも重金属を排出してくれたり、体調不良の初期症状を改善してくれる効能があるとされるお野菜なので、少しトッピングすると良いでしょう。

こんもり山盛りは必要ないね
人間はもちろんワンコも食べて良い食材になりますので、一緒に食べられるのは嬉しいですよね。
ということで、わんこご飯にトッピングしてみましょう!

ちなみに…人間はガパオライスで食べましたよ(嬉)
最初は加熱しますか…
『パクチー』は生でも食べられますが、やっぱり独特な匂いが気になるところ。
犬種にもよりますが、わんこは人間より何万倍も嗅覚が優れているので、嫌がる子も多いかもしれません。
でも、加熱すると『パクチー』の独特な匂いが軽減されるのでオススメ!というわけで、今回はごはんを作るときの圧力鍋に入れて一緒に煮込んでみました!

でも、臭い匂いが好きな犬種のわんこもいますので、その場合は好んで「生」を食べるかもしれません。
加熱するとビタミンCとか有益な成分が壊れてしまうので、ゆくゆくは「生」を刻むなどしてトッピングできると良いですね。
いざ実食!
我が家のごはんは生姜とかニンニク、お酢や味噌…など独特な匂いがする食材を使うことが多いですが、果たして『パクチー』は大丈夫かな?
心配をよそにペロリと完食(笑)

注意点としては食物繊維が豊富なので、あげ過ぎには気をつけてください。
それとアレルギーなども気をつけた方が良いので、『パクチー』に限らずですが初めてあげる時は少量からあげるようにしましょう!
スッキリ気分を上げて元気に過ごそう!
独特な匂いが気になりますが、食べるとスッキリとリフレッシュできる『パクチー』。
それだけでなく消化を促進し胃腸を守ってくれたり、デトックスや体調を整えてくれる効能にも期待が持てるとなれば、日々少しずつトッピングしていけたら良いですな。
とはいえ…わんこご飯のトッピングに使う時は少量になるので、使いきれず持て余してしまうかも?
でも『パクチー』は人間も食べられる食材なので、わんこと一緒に食べてみてはいかがでしょうか?

無理はしないでね
ちなみに…「パクチー=コリアンダー」と書いてあるものもありますが、パクチーは葉っぱや茎で、コリアンダーは種子。
東洋医学では食べる箇所が違えば効能も変わってきます。「風寒表証」やデトックス効果を期待してコリアンダーを食べても効果は薄いかもしれませんので、注意してください。
みなさまのコメントお待ちしております!