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ヨーグルティアS×KF13で作る犬用ヨーグルト|30℃24時間の作り方・保存目安

ヨーグルトって、人間用の腸活フードなイメージが強いけれど…
けい(親びん)テリリアンと一緒に同じヨーグルトを食べられたら最高じゃない?
そう思って、まずは安価なヨーグルトメーカーから始まり、最終的にヨーグルティアS+KF13に落ち着きました。
このページでは、けい(親びん)が実際に作っているレシピそのままに、温度・時間・衛生のポイントと、犬にあげるときの“リアルな量” までまとめておきます。
「市販のヨーグルト、高くて続かない…」という方の参考になれば嬉しいです。
👉 迷ったら【先に結論】へジャンプ
けい(親びん)監修:調理師(食品衛生・温度管理)
本記事の衛生手順と保存方法を確認済み。与え方は“家庭のホームケア範囲”。不調・持病のある子は事前に獣医へ。
獣医療に関するご注意
本記事は飼い主さん向けの一般情報であり、診断・治療の代替ではありません。既往症(膵・肝・腎・胆/尿石症 など)や投薬中、食物アレルギーのある子は、与える前に主治医へご相談ください。
先に結論|ヨーグルティアS×KF13で作る自家製ヨーグルト
- 仕込み条件:牛乳900~1000mlにKF13を1包。30℃で24時間発酵→冷蔵で1週間が目安。
- 衛生のポイント:容器とスプーンは熱湯消毒。常温放置時間は最小限に。
- 犬への与え方:初回は無糖で小さじ1/4→便とお腹の張りを確認。OKなら週1~3回・小さじ1程度まで。
- 機種の使い分け:シンプルなヨーグルトメーカーでも作れるが、温度管理したいならヨーグルティアS推し。
補足1:なぜ“牛乳の代わりにヨーグルト”なのか? 背景と研究の読み方は前回の解説でまとめています。

補足2:なぜ“ヨーグルティアSとKF13”なのか?ヨーグルトメーカーと種菌の選定理由を解説しています。

自家製ヨーグルトにした理由|市販にはないメリット3つ
- 市販ヨーグルトだと「毎日小さじ1~2杯でもコストが地味に痛い」
- 原材料や乳酸菌の種類を選びたい
- 犬と人が同じものをシェアしたい
以前「牛乳がワンコの長生きの要因の1つ」という記事の中で、「牛乳」をあげたいけど乳糖不耐症のワンコには『ヨーグルト』の方が良い!と書きました。
でも毎日のようにコンスタントにあげるのは、市販のヨーグルトだとチト高い(汗)
ならば自家製『ヨーグルト』を作ってみようじゃないか!ということで、安価なヨーグルトメーカーを購入して実際に作ってみましたが、温度管理の点で不安がありました。
今回しっかりと吟味したヨーグルトメーカーと種菌で再チャレンジです!
ヨーグルティアS×KF13で作る犬と一緒のヨーグルト
- 牛乳900~1000ml+KF13を1包、ヨーグルティアSで30℃で24時間発酵させるのが基本レシピ。
- ヨーグルティアSなら温度・時間を細かく設定できるので、「毎回同じ仕上がり」にしやすい。
- 犬には無糖のまま小さじ1/4から。人はベリーやハチミツでアレンジして一緒に楽しめる。
※このレシピ自体は「人間が食べる自家製ヨーグルト」がベースです。
犬とシェアしたい場合は、まずは無糖プレーンをごく少量から。
体質や既往症によってはNGの場合もあるので、心配なときは前回の牛乳・ヨーグルト記事もあわせてチェックしてみてください。
材料と分量メモ|牛乳900ml+KF13種菌1包
まずは材料の確認と参ります。

- 牛乳
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明治「おいしい牛乳」900ml
- 種菌
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タニカ電器オリジナル「KF13種菌」1包
腎臓のサプリメントにも使われている乳酸菌を摂取できることを目論んでいますが、胃酸で死滅しやすい乳酸菌だけにどうなるでしょうかね。
まぁこればっかりは分かりませんから、生きて腸まで届いてくれることを願っておきましょう。
ちなみに…牛乳は「無糖・成分無調整」を選んでいます。余計な糖や香料が入らず、乳酸菌の働きも安定しやすいからです。

『ヨーグルト』を作るにあたって、タネ菌以外の菌が混入・増殖することは絶対に避けなければならないので、何よりもまず先に「ヨーグルトメーカー」の内釜とスプーンに熱湯をかけ消毒します。

牛乳200~300mlに『KF13種菌』を投入しよく混ぜる。
よく混ざったところで残りの牛乳を加える。
そうそう。この『KF13種菌』は牛乳1リットルを使用する想定で小分けされています。
なので「おいしい牛乳」を1本買ってきたのですが、まさかの900mlしか入っていませんでした(驚)

いつからこんなことを…と思ったら、2016年頃から徐々に変更されていたようで「手が小さいお子さまや握力が弱い高齢者でも持ちやすい」「従来品に比べ、筋肉への負担が約1割軽減」と説明していたことでプチ炎上したとか。
想定より牛乳が少なくなってしまいましたが…どうなるかな?
『KF13種菌』を発酵させヨーグルトを作るには…
- 温度
-
30度
- 発酵時間
-
24時間
で、発酵させる必要がありますので…『ヨーグルティアS』のコンセントを刺し、上記設定になるようボタンをポチポチ。

スタートボタンを押して24時間待ちましょう!
リアン前回にはなかった工程だ(笑)
24時間経つとアラームが鳴るので、取り出して少し傾けて固まっていたら完成!

長く発酵させれば酸味と硬さが増すようなので、お好みに合わせて調整してみてくださいね。
とりあえず最初なので規定通りの設定で完成として冷蔵庫に入れ、十分冷めたら食べごろです!
テリーちなみに消費期限は冷蔵保存で1週間程度だって
実食レビュー&犬への与え方メモ(量・頻度)

牛乳が900mlと規定量より少なかったことに一抹の不安を感じていましたが、完成品を味見したところ…普通に美味しかったです(笑)
ということで、早速テリーくんとリアンくんにも前回同様トッピングして食べてもらいました!
テリーどんな食材も少しずつ試してね!

人間も前回同様ベリーミックスをトッピングし、ちょろっとハチミツも垂らす豪華仕様で食べてみました。
簡単なヨーグルトメーカーで作ったものよりも口当たりが良く、さっぱりとした印象のヨーグルトでしたが、これはヨーグルトメーカーの差というよりも牛乳と種菌の違いなんだろうな。

KF13と腎臓ケアへの期待|乳酸菌の選び方メモ
- タニカ電器の種菌3種類の中から、腎臓サプリと同じ乳酸菌が入っているKF13を選んだ。
- テリーくんの腎臓の数値が少し気になるため、「おいしいトッピングついでに、腎臓ケアのプラスになればラッキー」くらいの期待値で続けている。
獣医療に関するご注意
本記事は飼い主さん向けの一般情報であり、診断・治療の代替ではありません。既往症(膵・肝・腎・胆/尿石症 など)や投薬中、食物アレルギーのある子は、与える前に主治医へご相談ください。
なぜKF13を選んだのか(腎臓サプリとの共通点)

タニカ電器さんが販売している種菌は3種類あり、けい(親びん)が選んだのはKF13という種菌にしました。
なぜKF13種菌にしたかというと、その種菌の中に病院からオススメされた「腎臓のサプリメント」と同様の乳酸菌が入っていたからです。
テリーくんは腎臓の数値が少し悪い傾向にあり、美味しい手作りヨーグルトを食べて少しでも良い方向に向いてくれれば儲け物(笑)
ヨーグルティアSと種菌を使ってこまめに作ることで、無添加で安心安全かつ嬉しい期待も持てちゃうヨーグルトをトッピングできるのなら、これからも続けてみようと思います!
テリー手作りの方がコスパも良いしね💞
まとめ|ヨーグルティアSで“続けられる犬の腸活”を
「ワンコに『牛乳』を飲ませることが長生きする要因の1つ」そんな研究結果がありますが、乳糖に対する耐性が低いワンコは下痢する可能性もあるので、直接牛乳を与えるのは難しい…。
そこで発酵させることで乳糖を減らす『ヨーグルト』なら大丈夫!でも、コンスタントに与えるには、ちょっとお値段が厳しい…。
と言うわけで「ヨーグルトメーカー」を使って自家製『ヨーグルト』を作ることにしましたが、これがかなり簡単…というより「混ぜて放置しただけ」と言っても過言ではありません(笑)
コスパの良い『ヨーグルト』をコンスタントに作れるなら十分鮮度もキープできますし、「ワンコに『牛乳』を飲ませることが長生きする要因の1つ」もクリアできることでしょう!

人間もワンコも『ヨーグルト』を食べて、美味しく綺麗に健康的な生活を送れたら嬉しいな。
簡単なヨーグルトメーカーでも作れることは作れますが、種菌などにこだわりたい方は発酵温度が重要になってきますので、少し高性能なヨーグルトメーカーの購入をオススメしたいところです。
皆様もぜひ試してみてくださいね!
よくある質問|ヨーグルティアS・KF13・犬への与え方
- ヨーグルティアSとKF13でヨーグルトを作るときの温度と時間は?
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KF13種菌の推奨は「30℃で24時間発酵」。
牛乳900〜1000mlにKF13を1包混ぜ、ヨーグルティアSを温度30℃/タイマー24時間に設定すればOKです。24時間経ったら冷蔵庫に入れ、冷蔵で1週間以内を目安に食べ切りましょう。 - 牛乳900mlでもKF13は1包でいい?
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はい、牛乳900〜1000mlでKF13は1包のままでOKです。
KF13は「牛乳1リットル用」として小分けされていますが、900mlでも発酵には十分な量があります。むしろ少し濃いめに仕上がる程度なので、そのまま使って大丈夫です。 - どんな牛乳を使うのがいい?低脂肪でも大丈夫?
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けい(親びん)は…
- 成分無調整の牛乳(生乳100%)
- 無糖
をおすすめしています。たんぱく質や脂肪がしっかり入っている方が「固まりやすく、コクも出やすい」ためです。
低脂肪や無脂肪でも発酵自体はできますが、緩く仕上がりやすい&風味が淡くなるので、まずは普通の牛乳で試すのが無難です。 - 自家製ヨーグルトはどのくらい日持ちする?
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衛生的に作れている前提で、冷蔵庫(10℃以下)で約1週間を目安に。
- 取り分けるときは清潔なスプーンで都度すくう
- 一度口をつけたスプーンは戻さない
- 見た目・匂いが少しでも「ん?」と思ったら無理して食べない
このあたりを守ると安心度が上がります。犬用も同じく、新鮮なうちに早めに使い切るのが基本です。
- 犬にあげるときの量と頻度の目安は?
-
この記事では、「無糖プレーンを“ちょこちょこ少量”」が前提です。
- 初回:小さじ1/4(超小型〜小型犬)から
- 便・お腹の張り・ガスの出方をチェック
- 問題なければ:小さじ1程度/週1〜3回までを目安に
体格や体質で許容量が変わるので、調子を見ながら「増やすよりもキープ寄り」で様子見するのが安全ゾーンです。
- 腎臓が気になる犬にもヨーグルトをあげていい?
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腎臓ケア目的でKF13を選んでいますが、この記事の内容は治療ではなくホームケアの範囲です。
- 腎臓・膵臓・肝臓・胆のう・尿石症など持病がある子
- 薬を飲んでいる子
は、ヨーグルトに限らず新しい食材を足す前に、必ず主治医と相談してからにしてください。
「食べてはいけない」と決めつける必要はないけれど、量や頻度の調整、リンやたんぱく質の全体量とのバランスは、血液検査の数値を見て獣医さんと一緒に判断してもらうのが安心です。

ペット東洋医学の資格を各種取得し、ペットの「健康で長生き」のお手伝いをさせていただいている『ペット東洋医学スペシャリスト』の親びん。
現在はイベントなどでアドバイスをさせていただいておりますが、ご依頼があれば出張やZOOMでの対応も可能ですので、ご興味あれば以下のボタンからご連絡ください!
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