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「PYIA ペット薬膳管理士」や「JPMA ペットマッサージ・セラピスト」といった資格を各種持つ『ペット東洋医学スペシャリスト』こと親びんでございます。
テリーとリアンです
4月27日参加させていただいた『みなきたマルシェ』では、改めて飼い主様は誰しも「健康で長生きしてほしい。健康じゃなくても穏やかに過ごしてほしい」という願いは皆共通なのだと実感しました。
ゆっくり健康に長生きしてもらうために、マッサージやごはんのアドバイスをさせていただき、手助けできれば嬉しいなぁ。
ぜひ皆様も参考にしていただき、毎日身体の内と外からケアしていきましょう!
この記事でわかること
- わんこに味付けは必要?
- 塩分の必要性とは
- わんこNG食材は本当? など…
固定観念は捨ててヨシ!
今回のイベントで皆様とお話しして分かったことがあります。それは「固定観念にとらわれている」と言うこと。
ネットや本ではこう書いてあった…ある人はこう言っていた…など、これは親びんもとらわれることが多いので、飼い主さんのその気持ちがとっても理解できます。
特に「○○は食べさせたらダメ!命に関わる…」的なお話しは正直怖いので「君子危うきに近寄らず」と、特に調べることもなく避けることが多くありました。
が!ちゃんと調べれば、上記のような説は案外的外れだったりしますし、食べさせることのメリット・重要性が多くあることに気が付くことも多いです。
今回はそんな内容のお話をたくさんしたので、皆様にもシェアしていきましょう!
注意
わんこに塩分はダメ?
今回お話しさせていただいた飼い主さんの中にも
手作りごはんに興味があって…
と実際に手作りごはんにチャレンジされている方もいて、親びんは嬉しくテンション上がってしまいました(笑)そんな方から…
作ってみたけど合ってるか自信なくて…
なんて言葉を聞くことも多く、親びんなりにアドバイスさせていただきました。中でも皆さま疑問に思っていたのが「わんこごはんに味付けは必要か否か?」という問題。
結論から言うと…必要です!それも塩分超大事。その理由を書いていきたいと思います!
塩分がダメと言われている理由
一昔前のイメージだと「わんこに塩分なんて御法度」と怒られかねない事象です。
と言うか…正直今でも「ダメだよ」っという方はいらっしゃって、ものの本やネットでもたくさん書かれていて、なかでもお偉い教授先生なんかが書かれていたら信じてしまいますよね。
でもでも、塩分の効果を知れば知るほど重要だと実感したので、これをシェアさせていただきました。
まず…わんこに塩分はなぜNGと言われているのでしょうか?よく言われているのは…
わんこは汗をかかないので塩分の排出がうまくない
と言う理由から否定されているところをよく見かけました。
実際わんこは汗かきません(厳密には肉球の裏に汗をかく)ので、あながち間違った主張には思えず信じる方が多いのも頷けます。
しかし、人間も塩分の排出を汗だけに頼っていない…と言うより、汗から排出される塩分なんてたかが知れており、多くは腎臓を経由し尿として体外へ排出されています。それは、わんこも同じこと。
なので、安直に「塩分はNG」と考えるのは時期尚早でしょう!
そもそも塩分って何?
そもそも人間やわんこにとって、なんで塩分が必要なのでしょうか?
多くは塩(NaCl)の中にあるナトリウムの重要性を説いています。ナトリウムが体内でする働きは…
- 血液の浸透圧の調整
- 水分バランスの調整
- 神経の伝達
- 糖分やアミノ酸の吸収 など…
身体の中の調整を担っています。このナトリウムが減少してしまうと…
- 嘔吐
- ふらついて歩けない
- 痙攣
- 極度の疲労
- 呼吸困難
- 腹部のふくらみ、多尿 など…
多くの悪影響を及ぼします。なので塩分は身体の機能を維持するために必須!ですが…このナトリウムと同じように重要なのにあまり語られていない機能があります。
それは胃酸を強くすること。
もう少し詳しく書くと…塩(NaCl)のCl(塩化物イオン)がH(水素)と結びつき、胃酸の正体HCl(塩化水素)を作ります。そのHClが強酸性なので胃酸が強くなる…と言う仕組みです。
胃酸が強酸性に傾き強くなると大腸菌やサルモネラ菌などの食中毒などを防いだり、生食するための下準備などに有効!
近年でもサルモネラ菌が付着したおやつを食べて、15頭ものワンコが亡くなってしまう事故が起きています。きちんと胃液が強かったら、このような事故を少なからず軽減できたかも知れませんね。
さらに胃液を強くすることには、大切な機能の向上が期待できます。それは…下痢や嘔吐を少なくできるということ。
その理由は…胃の入り口と出口がキュッとしまるから。
胃液が強酸性ではなくなるとその両方の出口が緩んでくるので、胃の出口付近にある胆汁が胃に逆流してしまい、空腹時などに黄色い胃液を吐くことがあります。
そんな子はいませんか?かくいうテリーくんが、明け方黄色い胃液を吐くことが多くあり心配していたのですが…
空腹ならそういうこともありますよ
と言われ続けて半ば諦めかけていたのですが…以前紹介した手作りごはんの先生のセミナーを受けた時に、このお話をされて合点がいった次第。
それ以降、塩分を少しずつ与えるようにしたところ、明け方の嘔吐も減少してきましたよ!
以上のことから「わんこも塩分が重要」ということがご理解いただけたでしょうか?
もちろん大量に摂取してしまっては、他の疾患を生み出してしまうのでいけませんが、身体の調整機能や嘔吐・下痢の減少、食中毒などによる不慮の事故を防ぐためにも、ほどほどの塩分は必要です!
わんこNG食材リストは本当?
忘れた方が良い固定観念は、塩分の他にもまだまだあります。それは…「これはわんこに食べさせてはダメ!」っていうやつ。よく聞きますよね?
親びんも当初は参考にしてましたし、ダメなものは極力上げないようにしていました。だって怖いもん(汗)
でも…これもよくよく調べると、わんこにあげても大丈夫…どころか、あげることで身体に良い効果が期待できる食材も多くあることがわかりました。その理由を書いていきたいと思います!
注意
量さえ気をつければOK
「これはわんこに食べさせてはダメ!」と言われている食材には、多量に摂取したら危険だからダメとされているものが多いです。
例えば…キシリトール。まぁ人間が噛むようなガムをあげる方はいないとは思いますが、キシリトールはイチゴなどにも含まれています。
でも「イチゴはわんこに与えてはダメ!」とは言われてませんよね?あっても「少量なら大丈夫」と書いている程度。
イチゴは抗酸化作用もあるし、ビタミンCやカリウムも豊富で慢性下痢や夏バテなどに効果的なので、多量に食べさせるのでなければ与えていきたい食材です。
このように「食べたらダメと言われてても、量に気をつければ身体に良い」という食材は他にもあって…今回紹介したいのはニンニク!
マルシェに参加した際に「ニンニクあげると良いですよ!」と伝えたら…
え~!ニンニクあげて良いの?
指についたら洗い流すとかして、細心の注意を払ってました…
と驚かれることも。親びんも昔は絶対に避けねばならない食材の代表でした。
でも、ニンニクの効能は人間も実感しているので、わかりやすいかと思いますが…わんこにとっても似たような効能があります。
デトックス作用や滋養強壮もあるし、何より体内に取り込んでしまったカビを除去するなどの殺菌効果が大きく、身体を温める作用もあるので…毎日とは言いませんが、こまめに摂取するメリットがあるといっても良いでしょう。
ちなみに…体重10kgくらいの子にニンニク1欠片くらいなら大丈夫です!
塩も味噌も食べてよろし!
前章で「塩分の重要性」を書きましたが、塩分を摂取する方法は何があるでしょうか?
狼や野生に近い犬は、獲物の血や内臓から塩分を摂取しています。でも現代のわんこは内臓などの部位を積極的に摂取していないので、手作りごはんにすると塩分が不足することが考えられます。
となると、何がしかの方法で塩分を摂取しないといけないのですが「わんこに塩分は不要」という説がある以上、塩分の摂取方法が提示されないことが多いのが現状。
とは言え、親びんの先生など常に情報をアップデートしている方に聞くと、良いアドバイスがいただけます。
そんな中から親びんがオススメしたい、塩分摂取できる商品は…味噌!
わんこ用のお味噌も販売していますが、人間用のお味噌でも大丈夫。うっす~いお味噌汁くらいな味になればOK!
水分補給もできますので、こちらも毎日とは言いませんが、時々お味噌汁をごはんにかけてあげると良いでしょう。
作ってみよう!最強のごはん「猫まんま」
ってことで、わんこの塩分補給もできるごはんを作ってみたいと思います!
今回作るのは…昭和のわんこごはん代表「猫まんま」です。「猫まんま」とは、白ごはんにお魚とかを乗せて、そこにお味噌汁をぶっかけるごはんのこと。
昭和のお父さんが…
ペットのごはんなんかコレでいいんだ!
なんて雑に与えられていた印象ではありますが、勉強するとコレが結構理にかなっているのでは?と思えるようになりました。
お魚でタンパク質が取れるし、ごはんで炭水化物。お野菜のお味噌汁ならビタミンも摂れますね。そして塩分と味噌特有の乳酸発酵も食べることになるので…かなりバランスが良い食事といっても過言ではありません。
ということで、本日のごはんは「猫まんま」です!
材料
- お野菜何でも(今回はキャベツ、大根、小松菜、にんじん、椎茸、トマト、生姜…など)
- 鶏肉(タンパク質ならなんでも。お魚でもよろし)
- しじみの出し汁
- 味噌
作り方
- 砂抜きしたシジミを煮出す
- 野菜を小さくカットする
- 圧力鍋に野菜と鶏肉を入れる
- 加圧時間10分くらいでセット
- 減圧したら野菜と鶏肉を細かく刻む
- 食べる直前に味噌を溶き入れる
実食
勢いよく食べすぎてピントが合いません(汗)
ちゃんと味わって食べてます?コメントして欲しいんだけど…
さすがです!!
身体は食べたもので出来ている!
いかがでしたでしょうか?わんこに塩分の重要性はご理解いただけたでしょうか?
イベントの時に「わんこごはんに味噌入れると良いですよ」とアドバイスさせていただきましたが、その理由はこんな具合だったのです。当日詳しく説明できず申し訳ありませんでした。
今回はシジミを使用したのにも意味があるのですが…ちょっと内容が膨大になりそうだったので省略。次回以降にまたその理由を説明したいと思います。
明け方に胃液を吐いちゃったり下痢が続いたりしているお友達がいれば、是非とも「猫まんま」お試ししてみてください!
注意
イベント情報
先月参加したイベントに再び参戦決定!
今回書いたようなごはんに関する質問疑問はもちろん、前回書いたようなマッサージもさせていただきますので、是非とも遊びに来ていただけると嬉しいです。
- イベント名
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【第2回】歴史未来フェス
- 開催日時
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2024年5月25日 (土) 26日 (日) 9:00~17:00
開催は2日間になりますが、我々が参加するのは26日の日曜日のみですのでご注意願います。
ブースの場所などまだ未定なので、決まり次第改めてお知らせしますね!
ペット東洋医学の資格を各種取得し、ペットの「健康で長生き」のお手伝いをさせていただいている『ペット東洋医学スペシャリスト』の親びん。
現在はイベントなどでアドバイスをさせていただいておりますが、ご依頼があれば出張やZOOMでの対応も可能ですので、ご興味あれば以下のボタンからご連絡ください!
- アドバイスできる内容
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- 体調に合わせた「手作りごはん」のアドバイス
- 身体の不調を整える「経絡マッサージ」のデモンストレーション
- ツボを刺激する「温灸マッサージ」のデモンストレーション etc...
- アドバイス実績(直近5件)
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