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テリー『無麻酔歯石取り』に挑戦!【追記2023/12/29:農水省の見解】
テリーとリアンの洋服を作ったり、身の回りのお世話をお世話を一身に務めているばあばです。
テリーとリアンです
テリーは遺伝的に歯石の付きやすい体質のようで、いつからか口臭がほわ~っと漂うようになったのが目下の悩み。
今回はワンコの歯石に関して書いてみようと思います!
この記事でわかること
- ワンコの歯石
- 無麻酔歯石取りの功罪 などなど…
試行錯誤のお家ケア
一度動物病院でペンチのようなものを使って、パチパチと剥がしてもらった事があります。歯石は綺麗になったけど、まだ口の中は触らせてくれません。
それがきっかけで口を触らせなくなる子もいるみたいで、テリーもその1人なのかな?
そこで、ネットで調べて動物の歯医者さんを探し、毎日のお手入れ方法とか定期的に歯を診てもらえればと思っていたんだけど、テリーの診察を終えると矢継ぎ早に…
麻酔をして歯石取りしましょう
○月○日○時にどうでしょう
と話を進められました。
でもね、我が家は『麻酔』という言葉には敏感で…そこまでお願いするつもりは無いことを話し帰宅。
だってさ、テリーの双子のお姉ちゃんでリアンのお母さんが、リアンを産むときに麻酔を打ってすぐ亡くなっているんです。血縁にそんな悲しい体験をしたテリーに麻酔を打つなんて事に、どうしたって抵抗感が強いのですよ。
とは言っても、歯石から色々内臓に悪影響が出ることもあるらしいので、そのまま放置するわけにはいきません。
毎日毎日少しずつ…騙し騙し口の中のお手入れを続けた結果、あまり抵抗することもなく触らせてくれるようになりましたが、頑固にこびりついたテリーの歯石は、ちょっとやそっとじゃ取れることはありません。
SNSで評判になっていたDr.○デルを試してみましたが、1本使い2本目に入ったけど良くもなく悪くもなく…
というより全然ダメかな?
初めての無麻酔歯石取り
そんな時いつも利用しているカフェで「無麻酔による歯石取り」を行うことを知り、モノは試しとすぐ予約を入れました。当日詳しい説明があり…
無理に施術はしません。
嫌がったらすぐ辞めます。
ガラス越しで声をかけないなら見学してもいいですよ。
しかしテリーは私たちが見ていないほうがおとなしくするのではと思い、1時間ほどリアンと散歩しながら待っていました。
1時間後戻ってみると…大量の歯石と残っていた乳歯があって、こんなに沢山あったのかとビックリするばかり!
歯茎は赤いままですが、これからの日頃の手入れで良くなると期待して美味しいランチを食べて帰ってきました。
テリーも馬肉をペロリ完食でした!
これからお家で歯磨きゴシゴシ頑張ろうね
一夜にして事態が急変
でも…その日の夜テリーの様子が変です。
首が一方向にしか曲がらず、そのうち体がくの字に曲がってちょっと痛そうです(汗)
施術してくださった方に連絡して、今のテリーの様子を説明すると…
同じ体制をしていたので疲れたかな?
おとなしかったので少し時間長すぎたかな?
との返答。しかし病院へ行ったほうがいいのか、自然に治るのかについての明確な言葉はありませんでした…
テリーは見ているうちに何だか痛さが増してきているようにも見えてきて、人一倍心配性な私は直視できなくなってきました。
困った時は、ブリーダーさんに相談してみます!
犬にとって仰向けの状態は不自然な体制。それを50分続けたということで頸椎を痛めた可能性がありますね…
痛み止めを飲ませれば良くなるのでは?若いから1~2日長くて3日で治るはず…
とアドバイスをいただきました。なんかブリーダーさんの言葉は魔法のようでちょっと安心!
と思ったのも束の間…
我が家に痛み止め無い!
夜間救急動物病院へ痛み止めもらいに行くのもなあ…と悩みましたが、明日まで待たせる訳にもいきません!
何故なら親びんから何度も何度も聞かされている言葉
『犬の1日は人間の3日』
さあ、どうしよう!!!!
ブリーダーさんが痛み止め持っているということがわかり、親びん1人で取りに行くことに…でもテリーもリアンももう待てる心境ではなくなっているので、みんなで夜中のドライブになりました。
テリーはブリーダーさんの家が近づくと判るようになっていて、首は痛いんだけどブリーダーさんに会える嬉しさがしっぽに現れています。
今日は遊べないんだよ…
バタバタしないで静かにしないともっと痛くなるよ?
とブリーダーさんが説得しても嬉しくてしょうがない様子。リアンもお家に入れると思っていたのに「リアン」と呼んでもらっただけなので欲求不満!
今度ゆっくり遊ばせてもらうから今日は我慢ね。
それにしても夜中の対応本当に感謝です!
ブリーダーさん様様です!
無麻酔歯石取りの功罪
翌日朝一番で病院へ。事情を説明してお薬もらってきました。
動物病院の先生は、無麻酔治療には反対の様子。なぜなら国家資格ではなく民間の資格で、薬も出せず予後の治療もできない。
テリーのようになる子を何匹もみているようで『やりっぱなし』というと語弊があるかもしれませんが…やはり専門の歯科医治療が良いのではと言ってました。
先生の言葉に耳を傾けて、今回綺麗にしていただいたこの状態を維持できるよう、これからは飼い主の責任。毎日のお手入れを怠らず、テリーに二度とこんな辛い体験をさせないよう頑張らないとね。
ちなみに歯も遺伝や体質が大きく関わっていて、テリーは一生懸命歯磨きしても歯石がついてしまうようです
同じ遺伝子を持つリアンは、ちょっと手抜きしてもたまらない体質。
テリー&リアン
おうちケア頑張ろうね!
追記:農林水産省も危険視?
かねてより日本小動物歯科研究会やアメリカ獣医歯科学会では、『無麻酔歯石取り』には注意を払っていたようですが、いよいよ獣医法を管轄する農林水産省が「飼育動物の診療の業務は、獣医師でなければできません。」と明記しました。
『無麻酔歯石取り』を行う方は「安心・安全」を謳うでしょうが、実際に命に関わる事故は起こってます。『無麻酔歯石取り』否定派の意見も増えていることもあり、今後はメスが入ることもあるかもしれませんね。
みなさまのコメントお待ちしております!