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回転式コンポストに幼虫が発生|ひと夏使って見えた小さな生態系との付き合い方

千葉へ移住して始めた回転式コンポスト。
最初のひと月はコバエの大量発生に悩まされましたが、投入量や回転方法を見直し、少しずつ安定して使えるようになってきました。
ところが、その後コンポストの中に見慣れない幼虫が現れます。
虫嫌いのわたしにとってはできれば見たくない存在でしたが、ひと夏観察を続けるうちに、コンポストは単なる「生ごみを堆肥にする箱」ではなく、微生物や小さな生き物も関わる環境なのだと感じるようになりました。
今回は、そんなひと夏の記録と、虫との付き合い方についてまとめます。
この記事では、回転式コンポストをひと夏使う中で現れた幼虫の様子や、虫がいることはコンポストの失敗なのか、実際に観察して感じたことを紹介します。あわせて、犬のいる庭でどこまで自然と共存するか、暮らしに支障のない範囲で付き合うために考えたこともまとめました。
コバエ騒動のその後
前回の記事では、2度のコバエ大量発生と、その後の立て直しについてまとめました。

乾燥生ごみの投入量を抑え、毎日回転させ、必要に応じてバークや段ボールで調整。しばらくすると、蓋を開けた瞬間にコバエが飛び出すような状態は落ち着きました。
回転式コンポストに見慣れない幼虫が現れた
その後は安定運用!
けい(親びん)これなら続けられそうだわ💕
と安心して乾燥させた生ゴミを処理し続けていると…今度は見慣れない幼虫の姿が発生😱
この先、コンポスト内で見つけた幼虫の写真があります。虫が苦手な方はご注意ください。
幼虫を見つけてから観察を続けた記録
8月18日、最初の幼虫を発見

最初に幼虫を見つけたのは8月18日でした。
いつものように蓋を開けると、土の上に芋虫のような見慣れない幼虫が2匹🐛。
けい(親びん)え?ちょ…はぁ?何これ?え??」
と軽くパニック💦
わたしは虫が大嫌いなので、とりあえず写真だけ撮って蓋を閉め、一旦撤退しました。
翌19日、増加する幼虫
「昨日のは何かの見間違いだったのでは…」という淡い期待を抱いて再び蓋を開けると、今度は前日よりも多い幼虫が😱
写真を見ながらChatGPTに相談し、
- すぐに大きな対策はしない
- 幼虫そのものを凝視するより、土の匂いやベタつきを確認する
- 虫が出たことだけを理由に、バークを大量投入したり日向へ移動したりしない
と、大きくいじるのではなく経過観察…という方針にしました。
けい(親びん)観察なんてしたくねぇ…
と内心では思っていましたが🤣
以後数日、数は変化なしも…
翌20日からは、表面に見える幼虫だけを回収しつつ、コンポスト本体の状態を確認。
腐敗臭はなく、土にも強いベタつきはありませんでした💕
この頃、コンポスト周辺の草も伸びていたため、落下した残渣を見つけやすくすることや、テリー・リアンの安全確保も兼ねて周囲を草刈り。

その後も観察を続けると、白っぽかった幼虫とは別に、黒~こげ茶色の個体も見られるようになりました。
8月末には、雨の日や気温が低めの日は虫がほとんど見えない一方、雨上がりの暖かい時間帯には活動が目立つ日も💦
また、回転前は静かでも、回転後に小さな白い虫が多数表面へ出てくる日もあり、虫の見え方は日によってかなり違うことも分かってきました。
テリーちゃんと観察してるのね
31日、近所のJAで相談
31日にはJA大網経済センターへ相談。
「基本的には害のあるものではないのでは」という趣旨の話を聞き、すぐに駆除するのではなく、わが家では状態を見ながら付き合っていく方針に。
その後は、黒っぽくなった幼虫がコンポストの外側へ出てくる様子も確認。9月には、一度に10匹ほど外側へ出ている日もありました。

ここまで来ると、
けい(親びん)これ……中で何が起きてるんだろ?
と、怖さだけではなく少しずつ興味も湧いてくるようになりました。
ひと夏使って変わったコンポストとの付き合い方
最初は「虫を出さないこと」が正解だと思っていました。
けれど、ひと夏観察を続けるうちに、コンポストを見る基準そのものが少しずつ変わってきました。
コンポストの虫はすべて「失敗」なのか?
こんな感じで、ただいま我が家のコンポストは虫と共存している状態です💦
といっても、この状態は悲観するものではないようです。
けい(親びん)個人的には悲劇だけども…
ChatGPTにも相談しながら調べてみると、今回疑っているミズアブ類には、人を刺したり咬んだりしない種類がいることが分かりました。
でも気持ち悪いしできればいて欲しくない方々なんだよなぁ…と、ネットで色々調べてみることに。

公的機関やコンポスト関連の資料では、ミズアブ類の幼虫を有機物の分解に関わる存在として紹介しているものもありました。
生ゴミや枯葉を堆肥化するコンポストは、微生物だけでなくさまざまな小さな生き物も関わる「小さな生態系」のような場所なのかもしれません。
そう考えると、「虫がいる=失敗」と単純には言えなさそうです。
であれば…見た目はグロくて鳥肌が立ちますが、もし今回の幼虫がミズアブ類であれば分解に関わる存在として知られているので、観察時間を短くするなどしつつ…
けい(親びん)共存の道を探ってみても良いのかも?
と思えるようにはなりました。
まぁ…見たくはないですけど!!
犬のいる庭だから決めた線引き
とはいうものの「自然だから全部放置」ではなく、暮らしの中で悪影響のない範囲での共存を図りたいものです。
刺したり咬んだりするなど、人や犬へ直接的な害がある虫なら話は別でしょう。
テリリアンを含む周囲の動物への影響、強いニオイ、大量発生、家の中への侵入などが見られる場合は、対応を考える必要があります。

また、家の中へ持ち込むほど外へ広がらないかも重要。一回長い時間観察していたら手袋に小さい虫がくっついていたこともあるので、やはり短時間の観測や観察後は手袋を外して手を洗うようにしています。
こうした基本的な衛生管理も続けながら、テリリアンへの影響がないように見ていきたいと思います。
リアンほんま頼むでぇ〜
少なくとも観察した範囲では、人や犬へ積極的に寄ってきたり、刺したりする様子はなかったため、すぐ駆除するのではなく経過を見ることにした…という感じ。
これからも監視と対策はその都度取っていくとして、必要以上に怖がらず、かといって何でも放置せず…の距離感でいきたいと思います。
虫との付き合い方を調べて見えてきたこと
ネットで調べてみると、虫を「分解を助ける存在」と歓迎する情報も。
一方、実際に相談してみると、返ってきたのは意外とあっさりした答えでした。
JAの職員さんに相談してみた
前述の通りネットの世界では、今回発生したと思われるミズアブ系の幼虫に関しては「益虫!いないと寂しい」と歓迎ムードの記事・投稿が多く見られました。
とは言え、現実問題気持ち悪いは気持ち悪い。できれば少なくなってもらいたいもの…と考えて、誰かに相談したいと近所のJAさんに聞いてみることにしました。

基本的にはコンポスト自体は担当分野ではないとのことでしたが、職員さんが上司にも確認してくださり、個人的なアドバイスとして……
- 基本的には害のあるものではないのでは?
- 気になるなら殺虫剤で対応してもよい
- 幼虫がいること自体を特別なメリットと考えなくてもよい
という趣旨の回答をいただきました。
わが家では完成した堆肥をレイズドベッドへ使う予定なので、コンポスト内部への殺虫剤使用は選びませんでしたが、良い情報となりました。
それにしても…ネットでは「益虫」「むしろ歓迎」という温度感。
一方、JAの職員さんからいただいた個人的なアドバイスは、「基本的には害のあるものではないのでは。気になるなら処理してもよい」という、かなり現場寄りのあっさりしたもの。
この温度差が妙におもしろくて、少し肩の力が抜けました🤣
虫の活動は天気や時間帯でも変わった
もうひとつ、ひと夏観察を続ける中で気づいたことがあります。
観察していると、涼しい雨の日には虫がほとんど見えない日があった一方、雨上がりの暖かい時間帯には活動が目立つ日もありました。
ただし、まだ観察期間は短く、気温だけが原因とは言えません。時間帯や湿度、雨、残渣の状態なども関係している可能性があります。
最初は「虫をどう減らすか」ばかり考えていましたが、今は「どういう環境の時に虫が増えるのか」を見てみたいと思っています。
そこで、コンポスト周辺に温湿度センサーを設置し、地域の気象情報だけでなく、実際の庭の温度・湿度も記録してみる予定です。

これまではウェザーニュースの大網白里市のデータを参考にしていましたが、海に近いわが家の庭では、実際の気温や湿度にどのくらい違いがあるのかも気になるところです。
また虫が活発だった日と静かだった日で、現地の環境にどんな違いがあったのか。夏から秋、冬へ季節が変わる中で、少しずつ観察してみたいと思います。
コンポストだけではなく、これからレイズドベッドを活用した畑なども進めていくので、気候データを集めるのも面白そう🤭
まとめ|コンポストは「処理機」ではなく、小さな生態系だった
最初は、生ごみを堆肥へ変える便利な道具だと思っていました。
ひと夏使ってみて、その中では微生物だけでなく、小さな虫たちも関わりながら変化が起きていることに気づきました。
自然と共生することは、すべての生き物を無条件に歓迎することではありません。

人と犬が安心して暮らせる範囲を考えながら、必要なところだけ手を入れる。そんな距離感も、庭のある暮らしの一部なのかもしれません。
とは言うものの、わたし自身、虫嫌いなのは今も変わりません!!
それでも最近は、蓋を開けるたびに「今日はどうなっているかな」と少しだけ気になるようになりました。
そう思えるようになったのは、少しはこの土地での暮らしにも慣れてきたからなのかもしれません🤭
FAQ
参考資料
- 農研機構|昆虫の力を借りて食品廃棄物の臭気を抑える技術を開発
- 東京大学大学院農学生命科学研究科|昆虫の力を借りて食品廃棄物の臭気を抑える技術を開発
- 千葉市教育委員会|アメリカミズアブ幼虫の分解能力に関する観察資料




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