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【ヨーキー歴約20年】テリーとリアンとの暮らしから見る『ヨーキー飼育のオススメ3選』
前回『ヨーキー飼育の気をつけるところ3選』を紹介いたしました。
しかし「気をつけるところ…」と言いつつ、結局は「飼育するときに注意すればハッピーになれる」レベルの問題しかないことがわかりましたね。
いよいよ今回は『ヨーキー飼育のオススメ3選』を紹介したいと思います。
この記事はこんな方におすすめです。
・これからヨーキーを飼おうと思っている方
・どんな犬種を飼おうか迷っている方
・ヨーキーを飼っている方
オススメするところ3選
ヨーキーの魅力はそれはもう数多くあり、全て書き出したら宇宙が膨張から収縮に転じるほど時間がかかりそうなので…絞りに絞って3つにしようと思います。
3つじゃ全く足りないんだけどなぁ…。
可愛い
ひどい見出しですが『可愛い』を差し置いて紹介することはありません(笑)ヨーキー飼いにとっては避けて通れぬ道なのです。くりくりお目目に、長すぎず短すぎずのマズル…ピコピコ短い尻尾で感情を表現する様は『愛おしい』以外の感情なんか湧きません。
後述いたしますが、黒からシルバーやゴールドへ『変化』する毛色やシルキーな触り心地も愛すべきポイントの一つでしょう。しかし、ヨークシャーテリアの『スタンダード』な可愛さを追求するあまり「それはどうなん?」と思うような実態もあります。
アメリカン・ケネルクラブ(AKC)が指定する『スタンダード』な基準の1つに『断尾』と言うものがあります。(他には『立ち耳』などの条件もありますが、長くなりそうなので割愛)
『断尾』とは成長途中で尻尾を短く落としてしまうことで、赤ちゃんの時に尻尾にゴムや糸で血流を遮断し壊死させるという手段が取られるそうです。
ヨーキーがネズミなどを狩猟していた際に興奮して尻尾を振ってしまうと獲物が逃げてしまう…など、ヨーキーの歴史を紐解くと『断尾』にも真っ当な理由がありますが、現代の愛玩犬となっているヨーキーには必要ないと言えるのではないでしょうか。
また『断尾』していないと血統書が発行されなかったり、販売するときに値が安くなるなどの理由もあるのでしょう。
テリーとリアンも『断尾』されていますが、個人的には『断尾』してなくても良かったな…と思っているので、もし次の子をお迎えする場合には『断尾』は断ろうかと。ヨークシャーテリアの原産国であるイギリスは『断尾』を禁止しているそうです。日本でもそうなると良いなぁ…。
頭が良い
我が家のテリーくんはかなり頭が良く『トイレの場所は1〜2回教えたらできた』『「6時に起こして」とお願いすると起こしてくれる』『お手やお座り、フセなどの基本トリックは1度で覚えた』などなど…、頭の良さを語るエピソードはあげればキリがないです。(多分に親バカ目線が入っていることは自覚しております(笑))
とは言え、一般的にヨークシャーテリアは比較的探究心が強く物覚えも良いとされています。もちろん個体差はありますが…。なので、しつけやトリック(一芸)を覚えさせる楽しさを味わえるのではないでしょうか。
さらに性格面においては『活発で社交的な性格』『気が強く勇敢な性格』と言われ、気品ある見た目とは裏腹に飼い主大好き甘えん坊で守ってくれる『頼りになる相棒』になってくれるでしょう。
しかしながら…この頭の良さや性格の良さが裏目に出てしまい、飼い主を下に見たり試したりする場合もあります。
どちらかというと我が家のリアンくんがそのタイプで、ばあばが怒っても本気で怒ってないことを理解して反抗したり、ここまでは怒られないだろうラインを見極めるのに長けてしまいました。もちろんこれはリアンの問題ではなく、ばあばの接し方に問題があると言えるでしょう。「しつけ=人間の勉強」と我が家では認識していますが…やはり感情的になってしまう場面もありますね。反省。
さらにテリーくんは、リアンくんがばあばに怒られていると間に入ってばあばの気を引こうとしたり、リアンくんが見知らぬワンちゃんにご挨拶しようと近づくと相手に対して唸ったり…と、家族を守る意識がとても強く出てしまってます。
しかし、リアンくんがご挨拶しようとしている相手がヨーキーだと全く警戒せず自分も挨拶できるので、ヨーキーは家族と思っている節もありテリーくんの中では筋が通っているのでしょう。
このように頭と性格の良さがプラスの方向に働けば、甘えん坊かつ従順でしつけやトリックなど心配することは何もない子になりますが…マイナスに働けば意固地でわがままな子になる危険性も秘めています。もしこれからヨーキーをお迎えしようと考えている方には「迎えてすぐパピーの頃に教室や社会化を学ぶと良いでしょう」とアドバイスを贈ります。それほど最初が肝心です。
とは言え、覚えが早く従順な性格のヨーキーは『頭が良く飼育しやすい犬種』と言えるでしょう。
『動く宝石』は伊達じゃない
ヨークシャーテリアは、その美しい毛並みから『動く宝石』と称されるほど気品のある姿をしています。
パピー(赤ちゃん)の頃は艶々のまっくろくろすけですが、徐々にシルバーやゴールドの毛色が増えるなど「生涯で7回ほど毛色が変わる」と言われ、毛質もパピーの頃はフワフワとしていながら、大人になるにつれスルリと絹のような手触りへと変化するところも醍醐味の一つと言えるでしょう。
さらにヨーキーは抜け毛が少ない品種なので、車やソファー・カーペットなどに毛がついて困る…と言うことが少ないのも特徴です。最近の流行りは短くカットするスタイルなのですが、我が家ではこの『動く宝石』と言われる被毛に惚れ込んでいるのでカットすることのない『ロングコートヨーキー』を目指しております。
ですが…この毛質をキープするのは並大抵の努力では足りません。
前回の『ヨーキー飼育の気をつけるところ3選』でも記載しましたが、ブラッシングは1日数度行うことが求められケア用品も数多く揃える必要があります。が、逆にブラッシングのしすぎも被毛を痛める原因となってしまうと言う、実にアンビバレンスな上にヨーキーの『動く宝石』は作られています。
それを回避するために、ペーパーを巻く『ラッピング』やラップドレスと言う洋服を着せたりして常に被毛を守ったり…と、ヨーキーならではのテクニックがありますので今後紹介していきます。
まとめ
なんとか3つに絞ってみましたが…全然足りない(笑)しかし…どんなことにでも言えますが、メリット・デメリットや長所・短所は表裏一体ですね。
やはりどんな犬種を買うにせよ、飼い主たる人間側の問題がストレートにワンちゃんへ反映されると考えるべきでしょう。ワンちゃんに罪はない。
飼い主が適切に向き合うことができた時、ヨーキーは最高の相棒になることは間違いないです。親びんもまだまだ修行中…これからテリーやリアンと向き合って、良き関係を築き上げていこうと書きながら改めて思いました。
その時に感じたことや学ばせてもらったことなどは、是非ともシェアしていきたいと思います。
それにしても…ヨーキーの良さはこんなもんじゃないのに!と、自分の文才の無さに打ちひしがれています(笑)。YouTubeやInstagramなど動画や写真でも魅力をお伝えできればと思いますので、各種SNSをフォローしていただければ嬉しいです。
と宣伝も入れたところで、本日はここまで。
みなさまのコメントお待ちしております!