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愛犬に「うずらの卵」を選ぶ理由|鶏卵とのサイズ・栄養・コスパ徹底比較

くわしい作り方は 👉 ウズラの温泉卵の作り方
東洋医学の視点は 👉 卵の効能をやさしく解説(別記事予定)

執筆・監修: けい(親びん)
調理師・ペット東洋医学スペシャリスト(PYIAペット薬膳管理士/JPMAペットマッサージ・セラピスト)
注意:本記事は飼い主さん向けの一般情報です。診断・治療の代替ではありません。
既往症(膵炎・腎/胆・尿石症等)や投薬中、食物アレルギーの既往がある子は、与える前に主治医へご相談ください。
導入:小型犬に“ちょうどいい卵”とは?(総論)
- 小型犬は食べられる量が少ない → “小さくて濃い”食材が扱いやすい
- うずらの卵は1個=約10~13gで量の刻みが細かい
- 鶏卵はコスパ/汎用性が強み(料理のベースに◎)
小型犬は量を食べにくい → 高密度×小サイズが有利(=うずら)
我が家のテリーくんとリアンくんは、体重2.5kgの超小型犬・ヨークシャーテリアです。
普段の手作りごはんはたんぱく源(肉/魚)15~20g+同量の野菜=総量30~40gを目安に調整しています(※適量は体格・活動量・既往で変わります)。
卵は良質なたんぱく源だけど、鶏卵は1個が大きい(Mで約60g)ので、トッピング運用だと量の調整が難しく過剰になりがち💦
一方うずらの卵は1個10~13gと小ぶりで、1/2個~1個など必要量だけの足し算がラクです。

もっと多くてもいいのに…

気持ちは分かるけど、“少量を上手に”がカギなんだよね
この記事では、サイズ・栄養・価格・扱いやすさを実務目線で比べていきます。
早見表(結論先出し|小型犬×実務目線)
- 迷ったら普段は「うずらの卵」で微調整/料理ベースは「鶏卵」
- うずら=小食・小型犬・鉄/ビタミンB群を意識したい時に相性◎
- 鶏卵=一度に量を食べられる子/コスパ重視・汎用性が欲しい時
サイズ/重量、栄養密度(100g当たり・1個換算)、機能成分、入手性、価格目安、アレルゲン性、調理のしやすさ

まずは下記表一枚で把握。
迷ったらうずら=小型犬/小食、鶏卵=コスパ/汎用が基本の考え方としても良いでしょう。
項目 | ![]() うずらの卵 | ![]() 鶏卵(Mサイズ想定) |
---|---|---|
1個の目安重量 | 約10~13g (小さめで量の刻みが細かい) | 約58~64g |
アミノ酸 スコア | 100(良質タンパク) | 100(良質タンパク) |
栄養の濃さ | 100g当たりで鉄・B群・一部ビタミンが高め 1個換算だと“少量で足せる”のが利点 | 100g当たりはバランス良好 1個が大きい分“単体で主役に”しやすい |
機能成分 ポイント | リゾチーム/卵黄レシチン (鶏卵と共通) | リゾチーム/卵黄レシチン+ルテイン等 (個体差で恩恵) |
アレルゲン性 | 個体差。初回は少量テスト&経過観察 | 個体差。特に卵白由来に注意、少量テスト |
入手性 | スーパーで小パックが手に入りやすい | ほぼどこでも入手可。在庫・価格が安定 |
価格目安 | 10個パック=数百円 (地域差あり) | 6~10個/パックで安価 (地域差あり) |
調理のしやすさ | 温泉卵(約67℃)トッピング運用がラク 殻は硬めでむく時はコツ要 | 加熱/料理の自由度が高い 卵焼き・茶碗蒸し等ベースに使える |
向いているケース | 少食・小型犬/鉄・B群を意識したい時 少量を足し算したい時 | 一度に食べられる量が多い子/コスパ重視 料理の主材に使いたい時 |
• 栄養比較は一般的な成分表の傾向ベース。100g値と1個換算はズレるので、1個当たりは計算式: 1個当たり=「100g当たりの値」×(個重量/100) を目安に。
• 生は衛生・栄養の観点から非推奨。温泉卵(約67℃)など低温加熱が日常運用に◎。
栄養比較(100g基準+1個換算の考え方)
- どちらもアミノ酸スコア100=良質タンパク
- うずらは鉄・B群が相対的に高め(100g基準)
- 比較は100g値+1個換算の二段構えで
アミノ酸スコアは両者100(良質タンパク)

卵は必須アミノ酸のバランスが理想的。うずらの卵・鶏卵ともにアミノ酸スコアは概ね100で、「良質なたんぱく源」です。

そもそも「良質なタンパク」って?
タンパク質は体の材料(筋肉・臓器・皮膚被毛・酵素・ホルモンなど)で、必須アミノ酸が不足なく入っているほど“質”が高いと考えます。
犬にとっての必須アミノ酸は一般に10種類(アルギニン/ヒスチジン/イソロイシン/ロイシン/リジン/メチオニン+シスチン/フェニルアラニン+チロシン/スレオニン/トリプトファン/バリン)。
アミノ酸スコアは「食品に含まれる必須アミノ酸のバランスが、基準パターン(必要量)をどれだけ満たすか」を100点満点で見た指標のこと。
式イメージ:スコア=(制限アミノ酸量 ÷ 参照パターン)×100(上限100)
卵はこの指標でトップクラス。うずらも鶏卵も“質の面ではほぼ同等”と覚えてOKです。
なお“使えるタンパク”かは消化のしやすさも大切。卵は加熱で消化性が上がり、生の卵白はアビジン(ビオチンと結合)問題もあるため、半熟~温泉卵のような軽い加熱がベターです。

完全食って言われるやつだよね?
俗称としてそう言われるけど、卵だけで全栄養を満たすわけではないので“メイン+副菜の一部”として使うのが現実的だよ。
うずらは鉄・B群・ビタミンが相対的に“濃い”
主な栄養素 |
![]() うずらの卵 |
![]() 鶏卵(Mサイズ想定) |
---|---|---|
タンパク質(g/100g) | 12.6 | 12.3 |
脂質(g/100g) | 13.1 | 10.3 |
鉄(mg/100g) | 3.1 | 1.8 |
ビタミンA(μg/100g) | 350 | 140 |
ビタミンB2(mg/100g) | 0.72 | 0.43 |
出典:日本食品標準成分表(八訂)2020年版(文部科学省)
100gあたりで見ると、うずらの卵は鉄とビタミンB群(B2/B12など)、ビタミンAが相対的に高め。= 少量で“効かせやすい” のが強みです。
鉄(Fe)
- 役割
-
赤血球のヘモグロビン材料。酸素運搬=持久力や元気に関与。
- 不足すると…
-
疲れやすい・毛艶低下などに影響することも。
- メモ
-
慢性的な不調がある場合は自己判断を避けて獣医相談を。
ビタミンA(レチノール)
- 役割
-
視覚・皮膚/粘膜・免疫をサポート。卵黄に含まれる脂溶性ビタミン。
- 注意
-
脂溶性は長期の過剰がNG(特にレバー併用時はバランス確認)。
卵だけで過剰になることは通常少ないけど、総量管理は意識して。
ビタミンB群(とくにB2・B12)
- 役割
-
エネルギー代謝、赤血球形成、皮膚・被毛のコンディション維持。
- メモ
-
水溶性で余剰は尿へ。軽い加熱(温泉卵・半熟)なら保持もしやすく消化性も上がる。
- 料理Tips
-
67℃前後の低温加熱はB群のロスを抑えつつ消化性↑&衛生面○。
作り方は「うずらの卵の与え方ガイド(温泉卵)」に詳しく書いてありますので参照してください。
“少量で要点を足せる”のが実務で効くことから、小食・小型犬のトッピングにはうずらの卵が便利。
「100g基準」と「1個=約10~13g(うずら)」のズレに注意
「鶏卵とうずらの卵って…そもそもの大きさが違うから比較しずらい💦」と思う方もいるかもしれません。
先ほどの表も100g基準で書いてますから、「うずらの卵だったら?」「1個でどのくらいなの?」って思いますよね。
- うずらの卵
-
3.1 mg/100g → 10g/個なら約0.31 mg
- 鶏卵
-
1.8 mg/100g → 60g/Mサイズなら約1.08 mg
※“濃さ”はうずら > 鶏卵、総量は卵のサイズで変わるのがポイント。小型犬の微調整にはうずらが扱いやすいよ。
- うずらの卵:12.6 g/100g
-
10 g/個 → 約1.26 g/個
- 鶏卵:12.3 g/100g
-
60 g/個 → 約7.38 g/個
※“濃さ”はうずら > 鶏卵、総量は卵のサイズで変わるのがポイント。小型犬の微調整にはうずらが扱いやすいよ。
ポイントとしては、成分表は基本「100gあたり」=“濃さ(栄養密度)”を見る指標です。
実際にあげる場面では「1個(または1/2個)」で考えるのが現実的で、同じ100gでも卵の大きさ次第で1回の総量は変わります。
小型犬や小食の子には、うずら(10〜13g)が刻みやすくて微調整しやすい。一方で、一度にしっかり食べられる子や料理のベースに使うなら鶏卵が向いているでしょう。
ちょい実務TIP
- うずらは1/2個・1個単位で“ちょい足し”が簡単。
- 鶏卵で微量調整したいときは卵黄だけ・白身だけの分割など工夫が必要。
- 数値は銘柄・サイズ・加熱で多少ブレます。上記は目安として使ってね
機能成分の違い(要点)
- 共通:リゾチーム/卵黄レシチン(+コリン) … 体調管理の“ちょい足し”に向く
- 鶏卵はルテイン(+ゼアキサンチン)が比較的リッチ … 抗酸化の話題成分
- アレルゲンは卵白由来が多い … 初回は“極少量→段階的に”が基本
共通のうれしい成分=リゾチーム/卵黄レシチン
- リゾチーム(主に卵白)
-
タンパク分解酵素の一種で“衛生・保存の文脈で語られる”成分。
日常の体調管理に直結する魔法成分ではないけれど、食事を清潔に扱う基本と併せて覚えておきたい要素。 - 卵黄レシチン(=リン脂質)/コリン
-
神経・肝臓サポートに関与する脂質由来の成分。脂溶性なので、黄身を軽く加熱(約65–70℃)→吸収〇。生は衛生面・ビオチン結合の観点で非推奨。
鶏卵にもうずらの卵にも…どっちの卵でも「体調の下支え」になる成分は入ってます。
とくに黄身のレシチン&コリンは、神経まわりや肝のサポートに◎。脂と相性がいいから、半熟~温泉卵(約67℃)がちょうど良い感じです。
使い分けTIP:
「温泉卵(約67℃)」や「半熟の黄身」は、脂質系の成分を保ちつつ衛生面もケアできて日常使いに◎。詳しくは「うずらの卵の与え方ガイド」にまとめています。
鶏卵に多いとされる成分=ルテイン(+ゼアキサンチン)
- ルテイン/ゼアキサンチン(主に卵黄)
-
抗酸化で知られるカロテノイド。研究の蓄積は鶏卵黄が中心で、脂質と一緒で吸収〇。
鶏卵の黄身は、抗酸化で有名なルテインが話題になりやすい食材です。“からだのサビ対策”みたいなイメージで、脂と一緒だと吸収も◎。
うずらにも入るけど、データは鶏卵が多め。料理の汎用性も高いし、「料理ベースは鶏卵/トッピングはうずら」みたいに使い分けると楽です。
アレルギー注意=卵白由来が多い/加熱で“ゼロ”にはならない
- 主要アレルゲンはオボアルブミン/オボムコイドなど卵白側に多い傾向。
- 加熱で反応性が下がるものもあるが、完全に消えるわけではない点に注意(オボムコイドは熱安定)。
- 初回は米粒~小豆大→数回に分けて様子見。皮膚・耳・便の変化をメモして、違和感があれば中止&獣医相談。
卵のアレルゲンは白身側に多いと言われます。加熱で減ってもゼロにはなりません💦
だから初めての子は…
- 黄身を耳かき1杯~小さじ1/4 → 2–3日様子見
- 問題なければ量を少しずつ → それでもOKなら白身へ
この順が安心。皮膚・耳・便に変化が出たら中止&獣医さんへ。
代替TIP
卵が合わない子は、白身魚・鶏むね・豆腐など別タンパクで十分まかなえます。
向いているケース
- うずら:小食・小型犬/鉄・ビタミンB群を意識したい時/トッピング量を細かく刻みたいとき
- 鶏卵:一度に量を食べられる子/コスパ重視/卵料理の汎用性を優先したいとき
- 迷ったら…体調・便・皮膚耳の様子を見て“使い分け”が基本
うずら|小食・小型犬/鉄・B群を意識したい時/トッピング運用
「ちょっとだけ足したい」に強いのがうずら。1個が約10–13gだから、黄身だけ・半分だけ…って微調整が超ラクです。
貧血ケアを獣医さんに相談してる子や、ビタミンB群を意識したいときの“効かせるトッピング”にも使いやすいかな。
体重管理中の子や、食欲ムラがある子などにも試しやすいサイズですね。
親びんTIP
普段は黄身を小さじ1から。OKなら“1/2個→1個”と段階アップで様子見がベター。
鶏卵|量を食べられる子/コスパ重視/汎用性
スクランブル・茶碗蒸し・オムレツ…料理の幅広さはやっぱり鶏卵!
一度にしっかり食べられる子や、家族のごはんと一緒に作りたい日にはこっちが便利でしょう。
親びんTIP
鶏卵は1個が大きいから“作ってから取り分け”より、先に愛犬分を作って量を固定が失敗しにくい。
使い分けの目安
- 普段の微調整=うずら
- しっかり卵料理デー=鶏卵
- どちらも**半熟~温泉卵(約67℃)**で消化寄りに。生は推さない派です✋
うずらの卵の価格・入手性・扱いやすさ
- 少量パックが多く在庫管理がラク(使い切りやすい)
- 短時間で加熱可。殻はやや固め→殻割り器があると快適
- 価格は地域差あり/模様殻は写真映え◎(SNSにも強い)
少量パックで在庫管理しやすい/殻は固く模様付きで殻分離の写真が映える
スーパーで10~12個の少量パックが定番。小型犬向けに“必要なぶんだけ”使えるから、食材ロスが出にくいのが助かるポイントです。
加熱も短時間でOK(※日常使いは温泉卵=約67℃推し。普通ボイルなら短めで火が通る)。
殻は鶏卵より少し硬め。うずら用の殻割り器やハサミがあると、手早く・殻混入を防いで処理できます。
親びんTIP(扱いやすさ)
- 仕込みはまとめて
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温泉卵を8~10個分作って冷蔵で2~3日で使い切り(※味付けなし・清潔な容器で)。
- 殻むきコツ(ボイル時)
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氷水でしっかり冷やす→全体にヒビ→転がして薄皮ごとペリッ。
- 殻割り器が便利
-
生で割るときの殻片混入を防止。写真撮影時も黄身の形がキレイに出る。
- 価格感
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10個で数百円が目安(時期・地域で上下)。用途がトッピング中心ならコスパも十分。
殻片が入りにくく黄身も崩れにくいから、トッピング作業が激速&衛生的。

与え方(超要点)
- 常用は温泉卵(約67℃)がバランス◎。
- 生は非推奨(衛生・ビオチン結合の観点)。
- 量は0.5~1個から、便と体調を見て微調整。→ 与え方ガイドへ
※注意:既往症・投薬中・膵炎/腎疾患などは主治医の指示を優先。
67℃の温度固定ができる機種。温泉卵づくりに向いてます。

まとめ|小型犬は「うずら基軸+鶏卵で応用」
- うずら=“濃い栄養×小さじサイズ”で小型犬に最適
- 鶏卵=コスパ&料理の自由度で日常使いに強い
- 迷ったら普段はうずらで微調整/料理は鶏卵の使い分けが◎
うずらの卵をおすすめする理由!
うずらは1個10–13gで“刻める卵”。鉄・B群も相対的に濃いから、小食・小型犬のトッピングに向いてます。
鶏卵はコスパと汎用性が強み。普段はうずら、料理は鶏卵のハイブリッドが最適解と言っても良いでしょう。
ぜひ、トッピングの参考にしてみてくださいね!
くわしい作り方は 👉 ウズラの温泉卵の作り方
東洋医学の視点は 👉 卵の効能をやさしく解説(別記事予定)
FAQ(クイック回答)
次に読む 👉 うずらの卵の与え方ガイド(温泉卵・殻の安全ルール)/東洋医学編(体質別の活かし方)※準備中
参考文献(タップで開きます)
日本食品標準成分表2020(八訂)
日本食品標準成分表2020(八訂):卵類(うずら卵/鶏卵)〈生・可食部100g〉の値を比較に使用。
生 vs 加熱での卵タンパク質の消化性
ヒト/犬の代表研究(「参考文献:生 vs 加熱と吸収率」)
卵アレルゲンの基礎(卵白:オボアルブミン/オボムコイド、熱安定性)
- 総説/公的 Mathew P. Egg Allergy. StatPearls (NCBI Bookshelf). 2023. Link
要点:主要アレルゲン=卵白のGal d 1(オボムコイド)・Gal d 2(オボアルブミン)ほか。オボアルブミンは熱に弱く、オボムコイドは加熱の影響を受けにくいと記載。 - 総説(オーブン耐性) Leau A, et al. Tolerance to heated egg in egg allergy: explanations and solutions. Clin Transl Allergy. 2023. Link
要点:多くの小児は焼成(baked)卵を許容。構造変化(熱・マトリクス)がアレルゲン性低下に関与。 - 実験(加熱とアレルゲン性) Shin M, et al. Influence of Time and Temperature of Heat Treatment on Composition and Allergenicity of Egg White Proteins. 2012. Link
要点:時間要因がとくに重要。加熱で卵白タンパクのアレルゲン性が低下する傾向。 - ガイド/患者資料 BSACI. Egg Allergy – Patient Information Leaflet. 2024. PDF
要点:焼成卵の定期摂取(許容できる場合)は寛解促進に寄与し得る、と患者向けに明記。 - 総説 Caubet JC, et al. Current understanding of egg allergy. 2011. Link
要点:卵アレルギーの疫学・診断・自然歴の概説。コンポーネント(Gal d 1/2等)の整理。
卵黄のルテイン/ゼアキサンチン(脂溶性:脂質併用で吸収↑)
- 総説(脂質併用) Ranard KM, et al. Dietary guidance for lutein. Eur J Nutr. 2017. Link
要点:ルテイン/ゼアキサンチンは脂溶性。脂質併用でバイオアベイラビリティ上昇、食品マトリクス(卵など)で吸収性に差。 - RCT/比較 Chung HY, et al. Lutein bioavailability is higher from lutein-enriched eggs than from supplements and spinach in men. J Nutr. 2004. PubMed
要点:卵由来ルテインの方が吸収が高い(同量比較)。卵黄の脂質・リン脂質マトリクスの寄与が示唆。 - 介入試験 Goodrow EF, et al. Consumption of one egg per day increases serum lutein and zeaxanthin. J Nutr. 2006. PDF
要点:健常成人で1日1個の卵により血中ルテイン/ゼアキサンチンが有意上昇。 - 総説(因子と機構) van het Hof KH, et al. Dietary factors that affect the bioavailability of carotenoids. J Nutr. 2000. PubMed
要点:吸収に必要な脂質は少量(目安3–5 g/食)でも有効。食事中脂質・マトリクスの重要性を体系化。 - ヒト試験(脂質併用例) Unlu NZ, et al. Carotenoid absorption from salad and salsa is enhanced by avocado or avocado oil. J Nutr. 2005. PubMed
要点:野菜由来カロテノイドの脂質同時摂取で吸収増(ルテインを含む)。脂質併用の実例として引用可。 - 総説 Eisenhauer B, et al. Lutein & Zeaxanthin—Food Sources, Bioavailability and Dietary Role. Nutrients. 2017. Link
要点:食品ソース(卵黄など)と吸収性の総説。脂質共存・マトリクス効果を広くレビュー。

ペット東洋医学の資格を各種取得し、ペットの「健康で長生き」のお手伝いをさせていただいている『ペット東洋医学スペシャリスト』の親びん。
現在はイベントなどでアドバイスをさせていただいておりますが、ご依頼があれば出張やZOOMでの対応も可能ですので、ご興味あれば以下のボタンからご連絡ください!
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