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犬の下痢|肩や首が熱い→粘液・血便のときの食事とケア(東洋医学の見立て)
肩~首が熱いのにお腹は冷める…その後に粘液+鮮血便。東洋医学では「体表の太陽→内側の陽明」へ熱と湿が移る流れ。48時間のやさしい食事・撫で下ろし・ツボで整えます。受診の目安も。 -
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犬の下痢|肩や首が熱い→粘液・血便のときの食事とケア(東洋医学の見立て)

- 肩~首の局所熱→数日で粘液+鮮血便は「太陽→陽明」転化の典型。
- 48時間は軽い食事+白湯、撫で下ろし、LI11/LI4/ST36/SP9を短時間。
- ぐったり/嘔吐/黒色便/鮮血が続く/改善なし→受診。
肩〜首だけがポッと熱いのに、お腹はひやっと。数日後にゼリー状の粘液や鮮血のスジ……あの不安、わかる。
先週我が家のヨーキーズのテリー&リアンも同じ流れでしたが、病院で診てもらいながら、やさしい食事と撫で下ろしで48時間ほどで落ち着きました(今は元気!)。
この記事では「なぜ起こる?(太陽→陽明)」「家で何をする?」「いつ受診?」を図と手順で最短でまとめます。

執筆・監修: けい(親びん)
調理師・ペット東洋医学スペシャリスト(PYIAペット薬膳管理士/JPMAペットマッサージ・セラピスト)
本記事はテリリアンの観察記録と一般的な東洋医学の考え方をベースにしています。
肩~首に熱感があっても必ず下痢になるわけではありません(原因は多様です)。
診断や治療を意図せず、体調悪化や継続時は獣医師へご相談ください。
症状のパターン|肩〜首が熱い→粘液便・血便(太陽→陽明)
- 上焦(肺・心)に熱がこもると水路=三焦が詰まり、湿が下りやすい。
- 体表の主戦場=太陽(SI/BL)で肩~頚が熱っぽい。
- 表→裏に移ると陽明(大腸)で粘液(=湿)と鮮血(=熱が絡を刺激)が出やすい。
肩甲骨~首の局所の熱感 → 数日内に粘液+鮮血便。
外側=太陽(小腸・膀胱)で立った熱が、表から裏へ転じて内側=陽明(大腸)に出た形。
どういう流れで腸に来るの?(やさしめ解説)
- きっかけ:ストレス(気圧/風当たり/環境変化/食のブレ。)↩️
- 上焦の熱こもり(宣発・粛降が乱れる)↩️
- 体表の太陽に局所熱(肩甲間~頚基部)↩️
- 表→裏に転化し陽明(大腸)へ(粘液+鮮血)↩️
- 小腸の清濁分別が乱れ、濁が大腸へ流れて悪化。
季節の変わり目や来客・音・気圧などのストレス刺激が続くと、まず上焦(肺・心)まわりに熱がこもりやすくなります。
上焦が熱っぽい=体内の“水の物流線(三焦)”が詰まり気味になり、体表(背側)に熱が浮きます。
背面の主戦場は太陽(小腸・膀胱)ライン。ここに熱が立つと、肩甲間〜首すじが局所的に熱い・ハアハアしやすい、といったサインが出やすいです。

この段階で軽く散らせれば収まりますが、処理しきれないと表(体表)→裏(内側)へと進み、陽明(大腸)に症状が現れます。
さらに、太陽ペアの小腸側で起きやすいのが清濁分別の乱れ。本来は“澄んだもの(栄養・水分)”と“濁ったもの(便の材料)”を選り分けますが、ここが崩れると濁がそのまま大腸へ流れ込み、軟便→粘液便→水様便へと悪化しがちです。
まとめ:上焦の熱こもり → 太陽(体表)で局所熱 → 表から裏へ転じて陽明(大腸)に粘液+鮮血。小腸の選別不調が拍車をかける、という一本道。
用語説明
- 宣発・粛降
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肺が“外へ発散し・下へ降ろす”働き。ここが詰まると上焦に熱がこもりやすい。
- 転化
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表(体表)で立った熱や邪が、裏(臓腑)側へ移ること。
- 清濁分別
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小腸で栄養(清)と不要物(濁)を分ける働き。乱れると濁が大腸に流れ、粘液便が悪化。
- 粘液
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「湿」が腸壁を守るために増えるサイン
- 鮮血
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「熱」が絡(コラテラル:細い血の通り道)を刺激したサイン
テリリアンの場合
ここ数日我が家にお客様が来ることが多く、その度にテリリアンは…

誰だ?

なんだこの💢
とワンコラしてました。
お客様が帰られた後にテリリアンを撫でてたら、肩から首にかけてかなり熱を持っていました。


まぁ興奮してたからかな?
と深く気にせず、さささ~っと患部を撫でるようにして様子見。
ですが…その日の夜にリアンが下痢。時間が経つにつれ軟便から粘便…ついに水様便へ。
翌日に病院へ行きお薬(下痢止め、整腸剤、制酸剤 etc)をもらってきました。
が、その翌日に今度はテリーが下痢。テリーの場合は粘膜便に血が混じり…リアンと同様に最後は水様便。ご飯を食べず、水を飲めば吐く…という感じになりました。
テリーも翌日に病院へ行き、皮下点滴でお薬(下痢止め、整腸剤、制酸剤 etc)を注入。リアンと同様のお薬をもらって帰宅。
数日後には回復し、現在では元気に走り回ってます!
48時間のホームケア|下痢時の食事(おじやレシピ)と撫でケア
食餌
- 基本:白身魚or鶏むね+かぼちゃ/里芋/人参の“ぽってりおじや”。常温の白湯をちびちび。
- 避ける:油多め・乳製品・冷たい生野菜・刺激物。
- 量の目安:超小型犬は通常の6–8割から。便の形・回数・元気で増減。
ツボ
- 撫で下ろし:首→背→尾へゆっくりロングストローク、30–60秒×1–3回/日。強揉み・強温めは×。
- ツボ4点:LI11(曲池)/LI4(合谷)/ST36(足三里)/SP9(陰陵泉)を各10–15秒×数呼吸の軽圧。嫌がったら中止。
- 温灸:今回は“足す”より“散らす”。やるなら短時間・低刺激のみ(無理にやらない)。
記録
便スコア・食事量・飲水・体温感(肩〜首)をメモ。悪化/長引くは受診の目安へ。
注意:まずは病院へ受診を。その後投薬などと併用してお家ケアを!
食事例:おじやレシピ(白身魚/鶏むね+かぼちゃ・里芋)
- たんぱくは白身魚 or 鶏むねを少量、かぼちゃ/里芋/人参を柔らかく煮ておじやに。
- 常温の白湯や薄い出汁をこまめに。
- 避ける:油多め、乳製品、冷たい生野菜、刺激物。
材料(超小型犬(2.5kg)1食分の目安)
- 白身魚 または 鶏むね:10〜12g
- かぼちゃ:10g
- 里芋:10g(→じゃがいもでも可)
- 人参:5g
- ごはん:20〜30g(やわらかめ)
- 水分:150〜200ml(白湯 or 薄い出汁)
作り方
- 材料を細かく切り、鍋に水分と一緒に入れて弱めの火で野菜がとろっとするまで煮る。
- ごはんを加えてさらにやわらかく。
- 人肌(ぬるめ)まで冷ましてから与える。
ポイント
- 量は“いつもの食事量の6〜8割”から開始、便と元気で増減。
- 避ける:油多め/乳製品/冷たい生野菜/刺激物。
- 置き換えOK:白身魚⇄鶏むね、里芋⇄じゃがいも。
- 水分は“さらっと流れる粥”が目安(とろみは米と野菜で自然につく)。
目安:超小型犬なら通常量の6~8割から。便と元気で微調整。
テリリアンの場合
冷たい水は胃腸を刺激することから、テリーが飲水後に吐いてしまう要因になっているのではと、常温の水に切り替えて様子見。
リアンは食欲も衰えず、毎食しっかり完食していたので、栄養不良や脱水の心配はありませんでした。

手作りごはんは水分量多いからね
問題はテリー。食欲がなくなりご飯を食べなくなりました。
とはいえ、テリーは自分の胃腸の状況をしっかり把握し…

今はやめときます!
と、自己管理ができるタイプ。実際犬猫が下痢などの胃腸疾患時は絶食することを推奨される場合もあるので、ある意味テリーは自主的に絶食していたわけですね(笑)
食べないのが数日続いた場合は、温めた野菜スープに葛粉を溶かしたものから少しずつ…と思ってましたが、病院行った次の日からしっかり食べてくれたので良かったです!
撫で下ろし&ツボ(LI11/LI4/ST36/SP9)
- LI11 曲池/LI4 合谷 … 熱を散らす。
- ST36 足三里 … 胃腸と気の底上げ。
- SP9 陰陵泉 … 湿をさばく。
撫で下ろし:首→背→尾へロングストローク(BL12~13周辺)。強揉み/強温めは×。
温灸は今回は“足す”より“散らす”。やるなら短く控えめに。
おすすめのツボ
LI11 曲池|LI04 合谷|ST36 足三里|SP9 陰陵泉
LI11 曲池

- どこ?
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肘を曲げた時にできる“横ジワ”の外側の端のくぼみ。前脚の肘の外側で、上腕骨の出っ張り(外側上顆)の少し前に指がスポッと落ちるところ。
- 探し方のコツ
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前脚を軽く曲げる → 外側のシワを端までなぞる → 骨に当たらない柔らかい点=曲池。
- ねらい(キーワード)
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熱をさます/炎症・かゆみの鎮静/大腸系の調整
※皮膚トラブル、のど・顔面まわりの違和感、肘~前肢のこわばりにも。 - やさしい触り方
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指腹で直径1円玉くらいをやさしく円圧。30–60秒×1–2セット/左右。嫌がったら中止。
- 一緒に使うと◎
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LI4 合谷(熱・痛みを散らす)、ST36 足三里(胃腸と気の底上げ)、SP9 陰陵泉(湿をさばく)。
- 注意
-
皮膚炎・傷の上は避ける/妊娠後期は強い刺激を避ける/高熱やぐったりは受診優先。
曲池は手陽明(ようめい)大腸経の要穴。熱・炎症・顔面~のど・皮膚と縁が深いルートです。
LI4 合谷

- どこ?
-
前足の甲側。水かき(第2趾の付け根)の少し手首側へ戻った、骨と骨の間のV字のくぼみ。
※狼爪(親指)がある子は、狼爪と第2趾の間の水かき根元のすぐ奥が目安。 - 探し方のコツ
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前足の甲を上にして持つ → 第2趾の骨を水かき根元までなぞる → そこから手首側へ5–10mm戻る → ふにっと沈む点=合谷。
- ねらい(キーワード)
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痛み・熱を散らす/顔面・口鼻・のどの不快の鎮静/大腸系の調整
※歯・鼻・目・のどの急な違和感、頭部のムズムズ、便秘/下痢の揺れにも。 - やさしい触り方
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指腹でやわらかく円圧。20–40秒×1–2セット/左右。短時間でOK。嫌がったら中止。
- 一緒に使うと◎
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LI11 曲池(熱・皮膚・炎症の鎮静)、ST36 足三里(胃腸と気の底上げ)、SP9 陰陵泉(湿をさばく)。
- 注意
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皮膚炎・傷の上は避ける/妊娠中は強刺激・温灸を避ける/出血傾向・抗凝固薬中は強揉み×/高熱・激痛・神経症状は受診優先。
合谷は手陽明大腸経の「原穴」・四総穴(「面口合谷収」—顔・口の症状に強い)。
ST36 足三里

- どこ?
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後ろ足の膝のお皿(膝蓋骨)の下。前スネの固いライン(脛骨の前稜)から体の外側へ指を少しずらした“ふにっと沈む点”。
目安は膝皿の下から指2–3本分下・前外側のくぼみ。 - 探し方のコツ
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犬を立たせる/座らせる → 膝のお皿→ すぐ下の突起(脛骨粗面)を触る → そこから前スネの固い稜線をなぞって外側へ5–10mmスライド → やわらかく沈む所=足三里。
※軽く押すと足先がピクッと動くことも。 - ねらい(キーワード)
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胃腸の底上げ/食欲・元気アップ/むかつき・下痢・便秘の調整/免疫サポート
※膝まわりのこわばり・後肢のだるさにも。 - やさしい触り方
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指腹でやさしく円圧 20–40秒×1–2セット/左右。食後すぐは軽めに。嫌がったら中止。
- 一緒に使うと◎
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SP9 陰陵泉 (湿(むくみ・ベタつき)をさばく)、CV12 中脘(みぞおちで胃気を整える)、PC6 内関(吐き気・乗り物酔いのケアに)
- 注意
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皮膚炎・傷の上は避ける/食後30分は強刺激×/嘔吐・激しい腹痛・黒色便などは受診優先/妊娠中は強い温灸や電気刺激×。
足三里は足陽明胃経の「合土穴」。ことわざ「肚腹三里留」—お腹の不調はまずここ。
SP9 陰陵泉

- どこ?
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後ろ足の膝の内側。スネの骨(脛骨)の内側のふちを上へなぞっていくと、膝の少し下に“ふにっと沈むくぼみ”があるところ。
目安は膝のお皿の内側下端から指1–2本分下、脛骨内側縁のくぼみ。 - 探し方のコツ
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犬を立たせる/座らせる → 膝のお皿の内側に指を置く → そのままスネの内側の骨のふち(脛骨内側縁)を下から上へゆっくりなぞる → 膝直下で指がスッと入る柔らかい点=陰陵泉。
※軽く押すと水っぽい違和感やだるさが抜ける表情を見せる子も。 - ねらい(キーワード)
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湿をさばく/むくみ・ベタつき・粘液便の調整/脾胃サポート
※長梅雨・湿気の不調、膝内側のこわばり、尿まわりのもたつきにも。 - やさしい触り方
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指腹でやわらかく点圧 or 小さく円圧。20–40秒×1–2セット/左右。撫で下ろし(膝→足首方向)も◎。嫌がったら中止。
- 一緒に使うと◎
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ST36 足三里(胃腸と“気”の底上げ)、LI11 曲池(熱・炎症の鎮静(湿熱パターンに))、CV12 中脘(みぞおちの張り・食欲の波の調整)
- 注意
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皮膚炎・傷の上は避ける/脱水やぐったり時は強刺激×(まず給水・受診を優先)/食後すぐは軽めに/妊娠中は強い温灸や長時間刺激は避ける。
陰陵泉は足太陰脾経の「合水穴」。水はけ(湿)の調整が得意で、脾胃のむくみ・粘つきケアに使われる定番ポイント。
テリリアンの場合

普段から、テリリアンには撫でる代わりにマッサージをしています。
ですが…この時は寝ているテリリアンの背骨の両脇を首から尻尾、肩甲骨から前足指先方向へくるくると撫で下ろし。
嫌がるそぶりもなく寝たままだったので、そのまま上記のツボを刺激しました!

ボクもやってもらったよ〜
受診の目安|嘔吐・水っぽい下痢・ゼリー状・黒色便のとき
- ぐったり/食欲廃絶/嘔吐を伴う
- 鮮血が続く、または黒色便
- 発熱が高い・痛みで落ち着かない
- 24~48時間で改善なし
→ 獣医師へ。既往症・投薬中は自己判断せず相談を。
テリリアンの場合
リアンは「ご飯モンスター」なので、下痢をしていても食欲は落ちませんでしたが…テリーは1日食べませんでした。

それに吐いた後など気持ち悪さからか飲水するものの、それでまた吐いてしまう…を何度か繰り返してました。
水が飲めない、吐いてしまう(体内の水分が出てしまう)のが続き、脱水症状になるのが一番の心配事だったので、様子を見ることなく早めの受診を決断。
処方されたお薬→整腸剤、制酸剤、下痢止め…そしてテリーは皮下点滴。
まとめ|太陽→陽明の転化とおうちでできること
- 肩~首の局所熱 → 粘液+鮮血便は「太陽→陽明」転化の典型像。
- まず48時間は軽い食事・白湯・撫で下ろし・要ツボでやさしく整える。
- 悪化/長引く時は早めに受診。
テリリアンの場合
テリリアンの場合は、調子を崩したのは間違いなく来客続きの数日がきっかけでしょう。
その度にワンコラ吠え、その度に怒られ…相当なストレスだったと思われます。
その熱が溜まり、転化し…大腸の症状となって現れたと考えられます。
今回は早めの受診、投薬、熱を下ろして散らすホームケアを続けたこともあり、数日で改善し今では元通りに過ごすことができています。
今回のように身体の表面に違和感を感じられるように、マッサージと称して撫でくりまわしていきましょう!
本文は一例としての流れとホームケアの考え方を紹介したものです。
肩~首の熱感は興奮・運動後・季節差・既往などでも起こり得て、下痢と直結しない場合も多々あります。
ぐったり/嘔吐/黒色便/鮮血が続く/48時間で改善なしなどのときは、自己判断せず受診してください。
よくある質問|散歩は?食べないとき?元気はあるけど下痢のとき?
参考文献
西洋医学|受診目安
西洋医学|受診目安 Cornell University, Riney Canine Health Center. Diarrhea: Worry or wait? Link
要点:48–72時間で未改善、黒色便/鮮血、嘔吐や脱水、食欲廃絶は受診を推奨。軽症は白湯+消化の良い食事で経過観察可。ストレスも一過性の原因に。
西洋医学|実務
西洋医学|実務 Today’s Veterinary Practice. GI Intervention: Acute Diarrhea(臨床実務記事). Link
要点:6–12時間の絶食→少量頻回の消化性食へ。輸液・寄生虫検査など臨床フローの実務目安。
西洋医学|抗菌薬の適正使用
西洋医学|抗菌薬の適正使用 WSAVA/ENOVAT. Guidelines for Antimicrobial Use in Canine Acute Diarrhea(2024, PDF). PDF
要点:軽〜中等症では抗菌薬は推奨せず。まず補液・栄養サポートで経過をみる。
西洋医学|図解サマリ
西洋医学|図解サマリ Worms & Germs Blog. Canine Acute Diarrhea Treatment – Infographic(2025). Link
要点:治療判断は補液と反応を基軸に。抗菌薬は稀で、メトロニダゾールの漫然投与は避ける流れ。
東洋医学|六経理論
東洋医学|三焦(水路)
東洋医学|三焦(水路) Qu L. Structure and Distribution of the San Jiao and Cou Li. Chinese Medicine and Culture. 2018. Link
要点:三焦の機能を“水道/気機の通路”として整理。上の停滞→中下への湿偏在といった概念補強に。
経穴|位置と適応
経穴|位置と適応(獣医) BEVAS. Acupuncture Points XXL(獣医鍼灸スライド, PDF). PDF
要点:LI11/LI4/ST36/SP9 などの位置と古典的適応(熱・炎症、顔口症状、胃腸の底上げ、湿のさばき等)の要約。
経穴|犬での実務図
経穴|犬での実務図 Today’s Veterinary Practice. Issues in Integrative Medicine (eBook)(図:犬の代表経穴). PDF
要点:犬体表の主要経穴配置の概観。ST36 など実際の触診位置の確認に有用。

ペット東洋医学の資格を各種取得し、ペットの「健康で長生き」のお手伝いをさせていただいている『ペット東洋医学スペシャリスト』の親びん。
現在はイベントなどでアドバイスをさせていただいておりますが、ご依頼があれば出張やZOOMでの対応も可能ですので、ご興味あれば以下のボタンからご連絡ください!
- アドバイスできる内容
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- 体調に合わせた「手作りごはん」のアドバイス
- 身体の不調を整える「経絡マッサージ」のデモンストレーション
- ツボを刺激する「温灸マッサージ」のデモンストレーション etc...
- アドバイス実績(直近5件)
みなさまのコメントお待ちしております!